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自然治癒

最近、ほぼ毎日、朝のラジオ体操の後は、約15〜20分ほどかけてN駅近くの公園へぷらぷら散歩している。

メンタルダウンなどには散歩が良いとどこかで読んだ気がするので、実践がてら。

散歩は、歩くこと自体も体に良いのかもしれないけど、散歩の効果はもっと別のところにあるのかもしれない。

散歩は、早歩きではなくて、の〜んびりぷらぷら歩くのがよろしい。ゆっくりマイペースで歩いていると周りの色々なものに目が止まるから。

今だと、なんと言っても草花や木々の芽吹きである。それはもう、エグいほどの盛り様なのである。特に今年はツツジの当たり年らしく、どこに行ってもまっピンクだったり、真っっ白だったり、オレンジだったり…!
ヘタすると、メッチャ密になってこんもりと小山を作っている地帯さえある。「盛ってんなぁ…」

公園に着くと、そこは野鳥の声の宝庫である。ツーピーツーピー鳴いているのはシジュウカラだな。ギャーギャーうるさいのはオナガ。なぜか必ずキュリリッと鳴いて飛び去るのはムクドリ…私が分かるのはこれくらいだが。

池とか川に目を向けると、カルガモが頭を水に突っ込み逆さになりながらオレンジの足をバタつかせながら餌を取っていたり、カワウが黒いアクマよろしく濡れた翼を大きく広げて乾かしていたり、コサギが白く細い姿で餌を探してゆっくり歩いていたり、セキレイがアスファルトを横切って行ったりするが、しかし、やはりなんと言ってもカワセミに出会えた時は興奮してしまう!
あの翡翠色の二頭身の姿の愛らしいことと言ったら!

他にも、ご主人様と一緒に散歩している幸せなワンちゃんを見るのも微笑ましいし、たまに猫ちゃんにエンカウントするのも嬉しい!(きまってスマホを取り出す内に猫様は去ってしまわれるのだが😢)

ふぅー!これだけ書いてもまだ書き足らん。

と、いう様に、要はこれらを見たり聴いたり感じたりすることが散歩の醍醐味なのだ。

その醍醐味は、目から耳から直接体の中に入ってきて、優しくなごみとして心の中に広がってゆく。

そして思う。
メタメタに傷ついてしぼんでいた心が、今、修復されているのだ、と。

彼らの姿や声を今、ここにこうして書ける様になった分には、私はカクジツに回復してきているのだ、と。

自然に感謝だな〜。



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