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6歳と行くリボーンアートフェスティバル2019 ②(桃浦エリア)

リボーンアートフェスティバル2019が終わり、一ヵ月が経とうとしているこの時期にやっと『6歳と行くリボーンアートフェスティバル2019』の②を公開するという私です。

乗り切れない、このビックウェーブに。

ということで、市街地エリアを見たことで全部制覇したくなった我々が次に向かったのが桃浦エリアと萩浜エリアでした。夏休みは終わってしまっていたので、土日に家族で仙台から高速を飛ばして石巻まで行っていたわけなので、一日で見れるエリアの限界があります。

淡(あわ)

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桃浦エリアで最初に目に入る作品です。遠くで草間さんの作品も見えてるのが非日常感を更に高めてくれます。

新たなる空間への道標

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ご存知、草間彌生さんの作品。市街地エリアと違い大きな作品がドン!ドン!とあるので、子供も「こういうものも作品なのか」と思ったようです。色々なものを作品かもしれないと見てくれるようになったら、物の見方が変わるかもしれないなと感じました。そうなって欲しいし、こういう機会をもっと増やさなければ。

Lonely Museum of Wall Art

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めっちゃ良い!

こういう建物の中に入る時のワクワク感。子供の後ろ姿からも感じられると思います。早く入りたくてウズウズするような、ワクワクするような。想像力が沸き立つような密度の濃い展示でした。(語彙力

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外に出ると何か…。

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めっちゃ笑った。

子供も「何かいる…っ!」とめっちゃビビッてましたが、「水神様だよ」と教えてあげると子供「あれが神様か…」と初めての神様に出逢う貴重な体験となりました。たくさん子供に手を振ってくれました。

命は循環していて、命は神に送られて神は命を人に与える。我々の魂は永遠に続く

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パルコキノシタさんの作品。私も教員と漫画家をやっているので、パルコキノシタさんの『漂流教師』はバイブルで大好きな作家です。後ろには養豚場があり、本物の豚も見ることができます。その匂いが生きるということを突き付けてくるような気がします。なるほど循環か。

ここで津田大介さんとすれ違ったような気がするんですが、津田さんのTwitterを見るとちょうどその時桃浦エリアにいたようなので、あれはやはり…!握手してもらえばよかった~。

ここからは旧萩浜小学校内へ

ドドンといきましょう。

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村田さんの作品は、iPadを通してみるとARで画面の中に動物が映し出されます。光と音が幻想的で、小さい子供でも楽しめる作品です。雨が降ったり、雷が鳴り、動物たちが逃げたり、歩いたり…。ジッとそこに留まっていたいような感覚です。

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音楽室にある作品は増田セバスチャンさん。2018年にもお披露目されていたようで、白い浜に置かれたこのピアノを見たかったな~とちょっと残念な気持ち。

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中崎透さんの作品。小学校の2階部分から色々な人のインタビューをもとに作られた展示を歩きます。そのインタビューが日常的で、過去から現在までの歴史を追体験できたような気がします。

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深澤さんの作品。と言いつつ、映された日本海の映像を撮るのを忘れてしまっているのです…。

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アニッシュ・カプーアさんの作品。ずっと見てるとクラクラしてきそうですが、子供はとても楽しかったみたい。色んな角度から見ると様々な発見があります。

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増田セバスチャンさんの作品。穴の中に入るとそこには非現実的なカワイイ世界が。そらにポッカリと開く穴が、煌びやかに飾られた中よりも更に光り輝いて見えます。これは未来ですか。

子供も「か、かっこいい…」とかなりいい感じ。強烈に記憶に残る作品だったのではないでしょうか。


桃浦エリアのテーマはリビングスペース。人間が生きる場という意味のようです。震災などで傷つけられながらもまた復活していく逞しい姿がここに表現されていたように思います。過去を忘れることはできないけれど、抗えない自然という化け物と向き合っていかなければ生きることはできない。

生きることは挑戦。

そんな気にさせられた展示でした。

次は萩浜エリアへ!『6歳と行くリボーンアートフェスティバル2019③』に続きます!

遅すぎる更新ですが、私もリボーンアートフェスティバルのあの感動を思い出しながら書いてます!会期は終わってしまったけど、まだまだ私のリボーンアートフェスティバルは終わってない!!(笑) 

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