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もしかすると、あなたは「潜在的タヌキ研究者」かもしれません

タヌキ研究者は少ない

正確には、妖怪や信仰対象としてのタヌキや、信楽焼のタヌキを扱った研究が少ない。

例えば、CiNiiで「タヌキ」、「たぬき」、「狸」と検索してみると、ヒットする論文の大半は動物のタヌキを対象としたものであることがわかると思う。

今や国民的動物でありマスコットキャラクターであるはずのタヌキ。
ふなっしーやくまもんといったゆるキャラを一蹴し、その人気は世界をも熱狂させている。

信楽タヌキと同じ滋賀県のキャラクターであるひこにゃんの家には400を超える信楽焼のタヌキが並べられていることは周知の事実だろう。


にも関わらず、なぜここまでタヌキを扱った研究が少ないのか。
なぜタヌキ研究者が少ないのか。


皆、自分自身がタヌキ研究者であることに気づいていないから!!

↑この投稿の結論です。


この、タヌキ研究者の素質を持っているのに、あるいは自身がタヌキであるのにそれに気づいていない人々

これを「潜在的タヌキ研究者」と呼んでいきたい。


なんだか響きにカッコよさがないだろうか。
恐らく、この文章を読んだ人びとは、後にSNSで

「俺は潜在的タヌキ研究者です!!」

だとか、

「なるほど。この社会にラディカルなイノベーションを起こすにはタヌキ研究しかないようだ」

だとか、

「今日からタヌキの研究を始めます! since 2018.03.05~」

などと呟かずにはいられないはずだ。


「好き」の反対は「無関心」であるという。

つまり、人びとはタヌキを研究したくないわけではない。
タヌキを研究したいという人類普遍の欲望に気づいていないだけなのである。


一度、目を閉じてみてほしい。見えてこないだろうか。我々に手招きするタヌキ達の姿が。研究を望む同胞たちの笑顔が。

目を閉じれば幾千のタヌキ。大親友のタヌキの連れ。美味しいパスタ作ったお前もタヌキ。

ちなみに私には見えたことはないです。


最後に、尚この事実を受け入れきれない皆様の為に「潜在的タヌキ研究者」診断を用意した。

以下の質問にYes/Noで答えていただくと、自身がタヌキ研究者なのかそうでないのか、いとも簡単に明らかになってしまうだろう。

覚悟は良いだろうか。己をタヌキ研究者と受け入れる覚悟は。


Q1.タヌキに化かされたと感じたことがある/タヌキの夢を見たことがある
Q2.野生のタヌキを見かけたことがある
Q3.腹や顔つきがタヌキのようだと言われたことがある
Q4.自分が実は人間に化けたタヌキだと感じたことがある
Q5.いやむしろ自分がタヌキであるという確信がある
Q6.居酒屋や民家で信楽焼のタヌキを見かけるとテンションが上がる
Q7.パンあるいはご飯を一度でも食べたことがある
Q8.20歳未満、20代~30代、あるいは40歳以上の男性又は女性である

いくつ当てはまっただろうか。

ちなみに一つでも当てはまってしまったあなたは「潜在的タヌキ研究者」です!



さあ、あなたもタヌキ研究者になろう! 
そして慶應タヌキ研究会に入ろう


タヌキに飢えた皆様の食欲を満たす唯一のアカウント、慶應タヌキ研究会のtwitterはこちら
https://twitter.com/tanuki_keio

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