マガジン

  • 彼女の昔の恋愛を聞く【連載中】

    好きな人の昔の恋愛が気になる事ってありませんか?時には聞いて、想像して、聞けなくて、妄想して。そんな危なっかしい古い立入禁止の看板に踏み込んだ「僕」と「彼女」の物語を。読む人の『見方』で楽しみが変えられるような、そんな描き方を心掛けて書いて行きます。※浮気や不倫の様な、人によっては不快と感じる、例によって読む人を選ぶものに仕上がって来ております。ご覧になる際はご注意下さい。

  • 恋情、又はその空気を吸ったモノ

    恋愛や、似非な友情、それに類似するモノ達に関しての短編小説のような、基本一本読み切りモノを置いておきます。

  • 見てくれも無く、叫ぶ

    もしもまだほんの小さな子供であれたら、怒り、泣き喚き、投げ付け、破壊する様な、そんな神経から綯交ぜにされる様な感情を吐き出して行きます。 ※人によっては不快と感じられる表現が多々出没します。ご注意下さい。

最近の記事

ポケットから出て来た「手紙」

ポケットから出て来た、「手紙」と呼ぶにはあまりにも小さなその紙きれを手に、僕は気付くと夜明けを迎えそうになっていた。 夜の青から朝の青に変わるその曖昧な境界線を、大きな喪失感と共にただ眺めていた。 ◇ 男は女性よりも遥かに「思い出を振り返る時間」が少ないように思う。少なくとも、僕の周りはそんな男が多い。もちろん、この僕も含めてだ。 昔話しは、その瞬間を共有した友人となら酒のつまみになる事もあるが、ただ壊滅的にその記憶は曖昧だ。それは、事「感情」ともなれば尚更だった。 大

    ポケットから出て来た「手紙」

      マガジン

      • 彼女の昔の恋愛を聞く【連載中】
        9本
      • 恋情、又はその空気を吸ったモノ
        14本
      • 見てくれも無く、叫ぶ
        5本