もし、仮に、年が改まって初めて見た夢というのが「初夢」と言うのなら、私は先週金曜日から土曜日にかけて、それを見た。

なにやら、ビルの一室に数人の男たちと相談している。そのうちのひとりが、私に言った。「おい、○○（わたしの名前）。先日、あいつのアルバムが完成した。おまえ、何とかしてタイトルをつけてやってほしい」

わたしは即座に応えた。「『バース・オブ・チアキ』ってのは、どうだ？」すると、他の男たちは「よし、それで行こう」と同意をする。

そこで、目が覚めた。その日、わたしは偶然Instagramの生配信でホラン千秋を見ていた。しかし、夢に出てきた「チアキ」とは、岡千秋だったのだ。そう、もう四十年近く前に、都はるみと「浪花恋しぐれ」だヒットを飛ばした、あの、おかっぱのおっちゃんである。

彼がなぜわたしの初夢に出たのか、今もわからない。