『日常』ロスだよぉーーーーっ！！

恥ずかしながら、今の今まで京アニ未経験だった。『けいおん！』の監督と同じ母校出身なのに。出町商店街がバイトへの通勤路だったのに。叡電民だったのに。情けないよ！

果たして、『日常』を(今さら)観た私は大いに感動する(今さら)。
京アニはいわゆるかわいい女の子たちのアニメのイメージが強いけども、そりゃかわいいよ！なにがって、動き=アニメーションがかわいい！

先々週もちらと『映像研には手を出すな！』のことを書いたが、曰く「わざわざ描いている」のがアニメーションなのだと知った。ははー、なるほど。実写ではなく手で描かれた像だからこそ、そこに意味とか価値とか願いとか希望が入ってくる。頷ける。

だって、あんなにぴょこぴょこ動かなくてもいいだろ、諸々！かわいすぎるわ！！特に好きなのは、なのとはかせのジャンケンだった。ぴょこぴょこ。
原作も読もう。アニメから入って原作読むなんて『ガッシュ』以来だ。

さて、本題はじつは『日常』ではない。ここまで書いといて！

こちらのCD。
8月の宿題第一日目に書いた『あずまんが大王』。の、アニメ音楽に歌を乗せたトリビュート盤。わが人生のモストフェイバリットソングといえる「風の色マーチ」が収録されたこのCD。
が、なんと、出逢って10年目にして、手に入った！！どかーん！！

以下いきさつ。

当時、T屋でレンタルしてアイポッディング(iPod+ing)したことで出逢ったので、盤は所持しておらず。どーしても実物が欲しかった。ギリ・ノット・バーチャル世代なので実物への執着がまあある。
この盤を求めて、全国津々浦々の中古書店を彷徨い歩いた。それ自体が趣味と化すほどに。何件のブッコフ(BOOK+OFF)を訪ねたものか。それを10年繰り返した。ゴールの無いマラソンだ、もはや。これは。と、思いながらも。

先の休日に思い立って、枚方市にあるドでかいブッコフ(↑)に赴いた。早急に欲しいものがあるわけでもなく、なんかでかいところがあれば行く、そこに山があるから的に登りに行った。
ら、あったのだ！！！

まさか！！！
もうあのときの感じといったら。わけのわからぬ感動が全身を走った。やっと出逢えた。お前に会いたかったんだ。なんなら2枚あった。なんか、どっちのほうが状態がいいかしら、なんつって迷ったりした。もう、目の前にあることだけで奇跡なのに！

家に帰って感慨にふける。CDを再生して、歌詞カードをめくって、あの高校時代。この音楽を聴きながら、徹夜で美術の課題をごまかしごまかし仕上げていたあのときを、ありありと思い出す。大変だったわー…。

さて翌日。
ネタバレを気にすることがなくなったので『日常』のウィキペディアページを読み漁っていたとき、あることに気づく。
ランティス……伊藤真澄…………？

はっ！！！！！

『日常』の音楽制作担当と、『あずまんが大王』トリビュート盤の制作元が、同じランティス(会社)だった！
そして、且つ、トリビュート盤で歌唱しているOranges & Lemonsのメンバー、伊藤真澄さんが、『日常』の後期EDの一連の合唱曲の編曲を担当していた！！

どかーーん！！！！！
つ、繋がっとるーー！！！！！

『日常』自体8年も前のアニメである。『あずまんが大王』に至っては17年も前だ。今さらこんな騒ぎを起こしてるやつはいない。
しかし。
これを巡り合わせと呼ばずなんと呼ぼうか。超・たまたまだろうか。うん、超・たまたまだな。それだわ。たまたまだわー。
否！！
これは巡り合わせだ！信ずれば叶うとかいうことでもない。想い続けることの大事さも説かない。出逢いは突然だ。圧倒的に突然起こる！だからどうこじつけようが自由！これは運命だ！！

(運命っちゃぜ？)
ラ……ム……だれ？

#PrayForKyoani #日常 #あずまんが大王 #伊藤真澄 #ランティス