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新しいを迎え入れよう

正月は実家に帰省していました。親族が集う元日の新年会が無事に終わり、翌日の朝のこと。食べ過ぎた体を少しでも元に戻そうと散歩に出かけ、ぶらぶら川沿いを歩いていると、ふいに年を越した実感がわいてきました。

暖かい陽射し。澄んだ空。穏やかな川の流れ。
いつもと何も変わらないはずなのに目に映るものが新鮮に感じる。
ああ新年になったんだな。

去年の終わりは仕事で大変な思いをしました。

年は越したけど、仕事自体は乗り越えないままでした。
正確には乗り越えられなかったというべきか。

みんなにたくさん助けてもらったけど、それは年末までの特別措置。ここからは助けてもらう前の状態に戻ってリスタートです。引継ぎ内容も理解できてきたので、あとはカイゼンあるのみ。ここからが工夫のしどころですね。

◇ ◇ ◇

2024年最初のnoteなので、ここに新年の思いを書いておきます。

" 新しいを迎え入れよう "

この言葉には2つの意味があって「新しいことをやりたい」はもちろんですが、そのために積極的に「何かを手放そう」という思いを込めています。

自分の中に余白をつくることで、新しい何かを迎え入れたい。これまであれもやりたいこれもやりたいと欲張りすぎてた気がします。そのあげく消化不良に陥ったものが多くありました。今年はそうならないようにしたい。

どちらかというと余白をつくるのが先決だと考えています。いろいろ手付かずだったものに着手したい。まずは部屋の整理ですね。

本が大好きでたくさんあるけど、ずっとそのままというわけにもいかない。手元に置いておきたい、もう一度読みたい本ばかり。でもそれはきっと叶わない願い。読まれてこその本なので、そろそろ次の行先を考えてあげたい。

そういえば年末にテレビのレコーダーが壊れました。再生はできるけど予約録画が出来なくなったので、買い直しました。

壊れたレコーダーのHDDには録画された番組がいっぱい残ってました。なんとなく消すのが惜しくて、HDDの容量が残り少なくなってました。これも本と同じで、もう一度見直すことはない番組がほとんど。買い直したのを機に、ため込まない生活を心掛けようと思います。

去年は仕事が忙しくなり、思うようにいかない1年でした。継続してた習慣が途切れたものもいくつかあります。出来なかったものは仕方ない。囚われない心を持ち続けたい。途切れてしまったとしても、それまでのことが無駄とは思わない。いつか別の形で、思わぬ形で巡り合えるかもしれない。

手放すことは諦めることではない。
うまく言えないけどそんな気がするのです。

この1年は風通しよく暮らしていきたい。
心に余裕をもって、新しいものに触れていきたい。

キャッチ&リリースという釣り用語があるけど、私がこれから目指したいのはリリース&キャッチ。まずは手放して身軽になって、わくわくするものを見つけていけたらいいな。

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