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ウオー!心あれば水心

ドラマ、映画、ラジオ、なんでも面白いものを観たり、聴いたりすると、幼い頃から「ウオー!」と心が滅茶苦茶に掻き立てられた。
特に最近「ウオー!」ってなることが立て続けにあった。
今回の投稿はその「ウオー!」となったもののただただ感想の羅列である。

10月11日(金) 『霜降り明星のANN0』#27(2019)

毎週欠かさず聴いているラジオ番組のひとつ。今週はゲストがトム・ブラウンだった。こんなにも霜降り明星とトム・ブラウンの相性が良いとは思わなかった。相思相愛とはまさしくこのことかと思うぐらい、コンビ同士お互いが尊敬し合っている感じがして本当に聴いてて「ウオー」と楽しかった。
トム・ブラウンVer.のアドゴニーのくだりとか、みちおとのポケひみのコラボとかずっと番組を聴いていた者にとって最高の一幕もあった。なんか大袈裟だけど、年末にやってた『笑っていいとも!特大号』を観ている感覚にほんのちょっとだけ似てた。ずっと何言ってんすかねぇ!
あと、みちおの本名が道音雄太で「みちお」は名前じゃないことに衝撃を受けた。捕鯨。

10月12日(土) 『デーヴ』(1993)

先日三谷幸喜の新作映画『記憶にございません!』を観た。
三谷幸喜が『記憶にございません!』の参考にしたというのが『デーヴ』という作品だと知り、レンタルして観てみた。本作品は『サボテン・ブラザーズ』『ギャラクシー・クエスト』『ザ・マジックアワー』などの偽物が本物を凌駕していく所謂「偽物もの」といえる。
基本的にとんとん拍子で上手く話が進んでいくのだけど、嫌な感じがしない。理由があってちゃんと納得させられた上で、上手くいくから。おそらく僕は騙されやすいような性格だからだろうけど。観てて「ウオー」と気持ちいい。特に好きなのが事業仕分けのシーン。詳しい内容は実際に観てほしいのだけど、三谷幸喜の『王様のレストラン』の3話を観ている感じ。余計に分からなくしてる感があるけど。『デーヴ』も『王様のレストラン』もどちらも名作なのでどちらも観てほしい。

10月12日(土) 『俺の話は長い』第1回(2019)

なにより出てくる役者がみんな良い。会話してるだけでテンポ良くて「ウオー」と集中して観てられる。この家族をWOWWOWで生中継してほしい。そんな第1回だった。
しかも明らかに悪い人が出てこないのも好みだった。フィクションって分かりやすく悪い人が出てくるのが定石だけど、現実では悪い人になりきれなかったり思えなかったりしてもっと複雑だ。家族間だともっとそう。本作の主人公も引きこもりで偏屈なだけではなく、家族想いな部分も垣間見えて人間臭くて良かった。主人公以外の家族もそれぞれちゃんと長所があって、そしてちゃんと短所もあって人ってこうだよな、と改めて納得させられた。来週も観よっと。

とまあ本当は他にもっとあったけど、今回はこんな感じで。またウオー!心が溜まったときにでも。

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