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20歳の夏休み全部使って日本一周してみた(2:成田〜宇都宮〜仙台)

第2日目

おはようございます。本日は8月の2日月曜日です。曜日感覚、そのうち絶対無くなりますね。今日は成田を経って、仙台へ向かいます。ルートに関しては前日に常磐線ルートから東北本線ルートに変更しました。その理由も追って説明します。

まず、最初に向かったのは成田空港です。昨日のうちに半額で買っておいた菓子パンを頬張りながら駅へ向かいます。昨日から利用している北海道&東日本パスを使いたいため京成成田駅は利用できません。この切符の有効期間8月7日までに最北の街、稚内を目指そうというのです。

成田空港の展望デッキは初めて行くのですが、よく羽田空港の展望デッキは遊びに行ったので、展望デッキがどのようなものかは想像がつきますが、去年の羽田では滅多に見られなかった外国の航空会社の航空機をたくさん見れることを期待して出向いたのでした。

最初に第1ターミナルの展望デッキに行きましたが、案の定、ユナイテッド航空やスイス航空など見慣れない垂直尾翼に心が弾みます。しかし、思った以上に飛行機がいないため第2ターミナルの方へ向かうべく、またすぐに駅に戻って1駅戻ります。

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第2ターミナルの展望デッキからはjetstarなどの小さな航空機が目立つ中、一際巨大な亀の塗装をあしらったFLYING HONU2機をみることができました。他にも、地元住民により今も続いているであろう成田空港建設反対勢が居座っている建物も滑走路にぽつんと置かれているのも目撃できました。

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成田駅に戻ってからは、次の我孫子方面の電車が出るまで1時間ほどありましたので、せっかく来たことですし新勝寺を訪れてみます。うなぎで有名な成田山新勝寺までの表参道は坂と畝った道がこの地の歴史の重みを間接的に伝えてきます。

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坂道を下って新勝寺まで来たということは、駅に戻るときは登り坂を上るということです。駅に着いた頃には、いったい自分の体にそれだけ流せるほどの水分がどこにあるのかと疑問に思う程の量の汗が滲み出てきました。

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ここからのルートは元々、牛久大仏を訪れた上で、仙台に20時までに着くことを考慮して常磐線を乗り継いで行くことにしていましたが、調べてみたところ、牛久大仏の駅からのアクセスが悪く、バス代と入館料を考えたら、この旅で元々作っておいたルートでは都道府県で唯一通ることができなかった栃木県を経由したルートに変更した方がいいのではないかと思い、東北本線を使ったルートに変更した次第です。

ということで、成田から成田線で我孫子、常磐線で友部、水戸線で小山、宇都宮線で宇都宮と、どんどんどんどん東北を目指します。途中、我孫子駅での乗り換え時間の8分で例の唐揚げうどんを舌をやけどしながら食べました。これは舌をやけどしてでも早食いする価値のある安さとおいしさを保証していると思うので、我孫子駅で暇ができたら必ず立ち寄ってください。

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乗車中の常磐線がひたち野牛久駅で車内点検を行った関係で5分の遅れが生じました。この僅かな遅れが友部駅での接続の良い水戸線への乗り換えを不可能にさせてしまう可能性が出てきます。他にも、そもそも小山駅での乗り換え時間が1分とぎりぎりな状態だったにもかかわらず、東海道線内で発生した人身事故の影響で、見事乗り込めた列車が遅れて到着した小金井行きだったことに驚かされたりと、様々な紆余曲折がありましたが、無事宇都宮に到着しました。

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到着した宇都宮は餃子で有名な街です。宇都宮三大餃子などと言って、至る所に「宇都宮と言えば○○餃子!」というノリで幾多もの餃子を宣伝する看板が目に入るため、何を食べたらいいか見当がつきません。そこで、僕がおすすめするのは宇都宮駅から徒歩15分くらいのところにあるMEGAドンキホーテの地下1階にある「来らっせ」という餃子専門店だけが詰まったフードコートです。ここに行けば、みんみんでもめんめんでも香蘭でも何でも餃子屋が詰まっています。

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ここで、僕が食べたのは「めんめん」の餃子と小ライス、合計で510円。これだけでお腹いっぱいになります。一口かじると、皮の中からあふれんばかりの肉汁が飛び出してきます。帰り、ドンキホーテの中を彷徨ってると、レモン牛乳が売られていました。売られているのを見つけてしまったので、買うしかありません。

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まずいことが病み付きになる全国でもまれなソウルフード(?)で、大回り乗車など栃木県に来るたびにいつも買って飲んで、そのまずさに気づいてしまいます。

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ここからは、自分も未開の路線です。宇都宮までは来たことありますが、ここから先の路線は人生で初めて踏み込みます。黒磯、新白河、郡山、福島と乗り継いで宇都宮を経ったのが14時18分。仙台駅に到着したのが19時7分。約4時間半電車に揺られていたことになります。

仙台についてからは仙台に住む友達2人に連れられて、一緒に牛タンを食べたり、伊達政宗像を見るついでに仙台の夜景を見に行ったりと、東京を経って初めて、今自分が地図上のどこにいるのかわからない状態に陥りました。しかし、2人についていけば安心です。真っ暗な東北大キャンパス内でも、「この建物が図書館」「これは経済学部の建物」となんだかんだで判別がつくみたいで、土地勘がある模様です。

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仙台という街は意外にも山がちなのですね。というか仙台城跡地なのでしょうがないですが、1日の最後に山登りをすることになってしまいました。今日はずっと食べて移動するだけだったので、丁度いいですね。

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2日目が終わりました。今日は割とまだ平和な方だったと思います。というか、ここからの旅程が相当心配です。今日みたいに、いちいちダイヤの乱れに柔軟に対処できるか怪しいからです。ひとまずは、お疲れさまでした。

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