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2022年の記録【DTM・ボカロ】後編

この記事は、私のボカロPとしての活動を備忘録的に記しておこうというものです。特に代表曲もない状態ですが、楽曲制作時のお話を交えながらまとめてみようと思いますので、興味のある方はお付き合いください。

2022年7月「Mirage~SINE Playerとの出会い~フラジャイル」

さて、後半です。6月に公開した「Dessin」がとても気に入ってしまったため、次の曲がなかなかできない状態に陥ってしまいました。最近、Twitterでも呟いたのですが、いい曲を書こう!とすると途端に書けなくなります。
また、この月は無色透明祭が開催されました。まったく思い浮かばない、という状態から、結果2曲を公開したという快挙を成し遂げたわたし。
管楽器のフリー音源であるSINE PlayerのRotaryを初導入したのも、この月でした。サビの合いの手を入れたり、サビ頭にインパクトを付けるような使い方をしています。某楽曲の制作ドキュメント的な動画を観て、「完パケではほとんど聴こえないような弦楽器や管楽器が入ってるんだ!」と思ったのが導入のきっかけでした。
無色透明祭では思わぬ反響をいただき、初の4桁再生を達成するとともに、新しい交流が生まれました。

2022年8月「5桁再生!?~Affection」

8月も、相変わらず難産は続いております。そんな中、新型コロナウイルスに感染します。刻一刻と迫る月末という〆切に焦りだけが募る中、何となく大量にあった過去のメモからメロディを引きずり出して、そこそこいい感じのコードを付けて、1日で1曲かたちにして、そして公開した・・・と日記に書いてありました。
そうしたら公開翌日、異常に再生数が伸びていきます。あれよあれよという間に1万再生を超え、2万再生を超え・・・現在では4万7千再生となっています。が。いいね数は51、コメント数は18・・・。当時、ニコニ広告に300万ポイントを投げ込んでくれた方がおられまして、その影響で再生数が伸びた(いきなり動画紹介?)と考えております。本当にありがとうございました。
Aメロに若干、言葉を詰めるようなメロディを書いていますね。流行りを意識したような記憶があります。

2022年9月「また同じような曲を~シナリオ」

翌月にボカコレ2022秋を控えた9月は、先月のAffenctionと似たような曲を作っています。基本的にはギターで作曲していますので、キーが似通ってくるのも原因の一つです。それと、リズムパターン。とは言え、出来上がったものはさっさと公開することにしたのか、割と早い時期(と言っても21日)にアップしていますね。
動画は相変わらず公式の素材を駆使(?)しています。

2022年10月「ボカコレ2022秋~クロス・ロード」

さて、2回目のボカコレ参加です。何と、曲は9月中に出来上がっておりました。春のボカコレではできなかったオリジナル絵での参加を実現しています。絵師の赤井ヤクさんに1枚絵と差分を書いていただき、AviUtilで動画を作成しました。一部を拡大したり、歌詞を背景に乗せたり、Dメロで背景を動かしたりと、いろいろと姑息なことをしています(笑)。ちなみに動画で使用しているフォントは「ふい字」というフリー・フォントです。
ボカロPとして活動を始めてから積み重ねてきたものを、全て注ぎ込んだような楽曲になっていると思います。ストレートなビートに乗せたギターポップは現在、1000再生を超えることが出来ました。気をよくして、piaproにオフボーカルを公開してますが、アクセス数は微々たるものです。

2022年11月「絵と曲があってない~スノーフレーク」

ここで言い訳をしたいのですが、この曲で使用している1枚絵はこの曲のために描いていただいたものではありません。別件で頂いた絵を安易に動画に使用しただけで、赤井ヤクさんがこの曲を聴いて描いたわけではないんです。結果的に絵師さんに迷惑がかかっており、申し訳ありませんでした。
というわけで、ニコニコ動画のコメントに「絵と曲があってない」と書かれてしまったわけです。絵も作品の一部ですよ、と当時の自分に言いたい。

2022年12月「毎月投稿完走~エピローグ」

とうとう12月。毎月投稿なんてよくやったな、と思います。本当に。それでも、月に2~3曲公開する方もざらに居ますから、そういった方は純粋にすごいなーと思います。例にもれず、サビから出来た曲です。分かる方は分かると思うのですが、わたしの曲はいろいろな曲で同じようなコード進行が出てきます。色々とコード進行を作ったり、学んだりしているのですが、どうしても好きな進行に落ち着いてしまうのが今後の課題でしょうか。
動画では赤井ヤクさんに描いてもらった過去の1枚絵も絵画のようになって登場します。エピローグというタイトルにも、完走した達成感が感じられますね。お疲れさまでした、自分。
イントロなどでうっすらと聴こえてくるシンセのシーケンスはCubase AI付属の音源である”Halion Sonic SE”の”Knocking Flex”という音色です。

そして2023年へ

2022年はとにかく完成させて公開することを繰り返し、毎月投稿を完走することで、多少はスキルアップできたと思っています。これからも、誰かに届く音楽を作っていければいいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。それではまた。

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