カケル

'98 | '16 早稲田政経→'20 ソフトバンク→ '23 起業 → 楽天

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  • 読書の言語化

    新書を読んで感じたこと、概要をキーワードをもとにまとめて書いています。

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#読書の言語化 「PERCEPTION 市場を作る新発想」

・読んだ本 パーセプション 市場を作る新発想 PERCEPTION 単なる「視覚・認知」ではなく、物事がどのように捉えられるかということ。マーケ・ブランディングの一要因であり、「事象」「リテラシー」 「グループ」「タイミング」「コントラスト」の5つの相対関係から認識される。 具体例を出すとP&Gがアリエールで「除菌機能」を打ち出した時、最初に31/32 人が「不要」であると答えた。商品も全く売れなかった。 これは本当にそう思っているわけではなく、理解が進んでいない故に思

    • # ショートショート 「合わせ鏡」

      ※Nolaはこちら 「え〜、じゃあ思ったこと言っちゃうね」  合コンの二次会、お互いの印象を回答し合う、いい感じの雰囲気であった。 「リョウくんって、どこか空回りしてる感じあるよね」    リョウは初めて言われたが、妙に親近感のある言葉に驚いた。    自身がなんとなくコンプレックスだと思っていた部分を上手く言語化された気がした。    また初対面の異性が指摘してくるのだから、今までに数千、数万と出会ってきた人たちはみんな感じてきたのだろう。      恥ずかしさで穴が

      • #読書の言語化 「エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する 5つの原則」

        ・読んだ本 エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」 Effectuation 熟達した起業家に対する意思決定実験から発見された、 高い不確実性に対して「予測」ではなく「コントロール」によって 対処していく思考様式 目標設定型の逆算的アプローチであるコーゼーションとは対極の考え方で、自分が使える手段や手持ちの資源(知識・経験・スキル・情熱・人とのつながりなど)から新しいゴールを発見していく問題解決型アプローチ。 Causation(因果論) 目標

        • #成功の方程式

          はないと最近感じたのでお話しします。 よく見るこの絵ですが、生存して帰ってきた飛行機の箇所のうち、 補強すべき場所は銃弾が当たっていない箇所である、と言う意味です。 ※その箇所に銃弾が当たってしまった飛行機はそもそも帰って来れていない これはあくまで一例ですが、言いたいことは、本当に重要なことは当事者(この図でいうとパイロット)のみが知っていて、当事者の環境や能力を事細かに知らない上での統計的な情報や第三者からの情報は、正確性が低い、と言うことです。 世の中には自己啓発

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        #読書の言語化 「PERCEPTION 市場を作る新発想」

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        • 読書の言語化
          7本

        記事

          #読書の言語化 「瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。」

          ・読んだ本 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 言語化 よく取り立たされているトピックであるのが、「伝え方」に関する自己啓発本だ。しかし言語化はその前段のプロセスであり、無意識に感じていることをどのように言葉に落とし込んで、正しく表現するか、ということである。 少し脱線するが、実は最近、この「言語化する」や「解像度を上げる」という作業が非常に大切だと気づいて、いろいろトレーニングをしている。 より自分の意見を多くの人に、意図した形で正しく届けるためにはこの2点が非

          #読書の言語化 「瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。」

          #読書の言語化 「物語思考」

          ・読んだ本 物語思考 物語思考 自分がやりたいこと・なりたいものの解像度を上げて、それを実現している自分をキャラ立てして第三者の視点から客観視できるようにする。 具体的には世界のYAZAWAがネットカフェなどで寝泊まりしないように、 個人のブランディングとして「この人はこんなことをやっているだろうな」を詳細にイメージして、そのキャラに相応しい仕事や振る舞い、選択を目指す。それを繰り返していくことでモチベーションによるやる気ではなく、長期的な自己実現に向けたプロセスを踏んで

          #読書の言語化 「物語思考」

          #読書の言語化 「スタートアップ_起業の実践編」

          ・読んだ本 スタートアップ_起業の実践編 起業家として不可欠な要素 ・ホットハート:文字通り情熱、「自分のプロダクトをなんとかして世の中に伝えたい」と強く信じる心 ・タフネスマインド:10回中9回を失敗してもあきらめない心 ・クールヘッド:冷静に市場やニーズを観察するブレイン 何よりタフネスマインドが重要、資金が尽きても手堅い事業を続けながら再起を狙ったり、なぜダメだったかを分析し続けてなんとしても諦めない心 資金調達がしやすいタイミング ・株式調達(Equity)

          #読書の言語化 「スタートアップ_起業の実践編」

          #読書の言語化 「イーロンマスク(下)」

          ・読んだ本 イーロンマスク(下) Twitter社のリストラ イーロンは1000人のチームよりも少数精鋭で10人がハードワークした方が総合的な効率が良いと思っている。 この数値は極端ではなく実際の比率感で、大量のレイオフを行っても ただしそこにはLWBを考慮した人など存在せず、 ワーカホリックの人が集まることでしか実現ができない世界である。 実際に75%の人員削減を行なってもシステムは通常通り稼働し、むしろ機能は増えてきている。見えていない部分で機能の減少はあっただろうが

          #読書の言語化 「イーロンマスク(下)」

          #解像度を上げて、長いものに巻かれる

          社会の食物連鎖 「今更かよ!」と言われるかもしれないが、 最近になって社会の仕組みや繋がりが少しずつ見えてきた気がする。 どんなに大きなビジネス(たとえば商社による発展途上国への事業投資、IT基盤の構築、デベロッパーによる都市開発、証券会社のIPO幹事)でも、 一つ一つの利害関係やビジネスモデルを紐解いていくことで 構造が見えてきて、そのためになぜ政治や経済学が必要か、 ということが分かってくる。 そして世界の成り立ち、歴史の発展まで視界が広がっていく。 マクロな視点→

          #解像度を上げて、長いものに巻かれる

          #読書の言語化 「イーロンマスク(上)」

          ・読んだ本 イーロンマスク(上) X.com構想 ソーシャルネットワークと金融が全て合わさったPF 元々、PayPalを始めるまではこの名前の会社を経営していて、 最終的な構想は当初から持っていた アダルト系のサイトと間違われる可能性もあり経営陣は否定気味だったが、 スペースXやTwitterの改名など、イーロン自身が強いこだわりを見せている リスクを追い求める 実は起業家はリスクを最小限に回避することが殆どで、寧ろそれが正しい ただイーロンはリスク思考主義のような考

          #読書の言語化 「イーロンマスク(上)」