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クリエイターがSNSと付き合う上で持つべき心構え

初投稿です。
フロントエンド開発でお仕事しながら趣味でジェネラティブアートを制作しているタピオカといいます。

最近 Twitter のジェネラティブアート垢 (@tapioca_mart) を開設したので、クリエイターが SNS と付き合う上で持っておくべき心構えを自分の中で明確にしておきたいと思い、考えたことを文章にしてみました。

SNSはモチベーションジェネレーター

個人的に、クリエイターが1番最初に創るべきものはモチベーションではないかと思います。

先日こんなツイートをしたら結構反響がありました。

もちろん何もしなくても内在的にモチベーションが湧き出てくるのは理想的ではありますが、大半のクリエイターはそれだけで高いモチベーションを維持することは難しく、何かしらの外部刺激をモチベーションに変換して創作活動のエネルギー源としているのではないでしょうか。

したがって創作活動を継続していくにあたり、継続的にモチベーションを生み出し続ける外部刺激はとても重要だと思います。

ネットが普及した現代において SNS はこの外部刺激を受けることができる最も手軽なツールであり、同時に自分が外部に対して刺激を与えることができる最も手軽なツールでもあります。

例えば Twitter ではプロとして活躍しているクリエイターや趣味で作品を創っているクリエイターなど様々なクリエイターが作品を投稿しているので、他人の作品をほぼ無限に見ることができます。 制作過程を共有してる人もいますし、興味があれば制作した本人に直接話を聞くこともできます。 自分の制作のヒントになったり、知らなかった表現手法に出会えたり、新しい発見に満ち溢れています。

一方、自分も作品を投稿することができます。 自分の作品を誰かに見てもらい、リアクションをもらえることは単純に嬉しいですし、モチベーションも上がります。 さらに、良い点や悪い点をフィードバックしてもらうことで自分の作品をより磨くことにも繋がります。

誰かの作品を見て刺激をもらい、自分の作品を創り、それを公開する。 そうするとそれを見た誰かがそこから刺激を受け、作品を作る。 更にそこから刺激を受けたまた別の誰かが作品を創る。

そういうクリエイター同士の刺激の連鎖反応を世界規模で起こせるのがクリエイターが SNS を利用する最大の利点だと思います。

持つべき心構え

さて、SNS が創作活動に必要な刺激を連鎖的に起こすツールであることを説明しました。 ではそんな SNS を活用する上でクリエイターが持つべき心構えはなんでしょうか。 私自身は次のように考えました。

世の中には「自分で得た知見は自分だけのものにしたい」と考える人もたくさんいると思います。 「他のクリエイターよりも強くなりたい」と考えた場合、必然的にそういう意識へシフトしていくでしょう。 私自身もそういった考えも部分的には持っています。

しかし、多くの人がそう考えて誰かが共有してくれる情報だけにタダ乗りした場合、前述した「刺激の連鎖」が成り立たなくなってしまいます。 そうすると全体の活動が縮小し、自分に入ってくる刺激も少なくなり、結果的に自分も損をしてしまうという構造になっています。

つまり、自分が強くなりたければ他の人にも強くなってもらう方が合理的であり、自分の考えや得た知見をどんどん他人に回して、みんなで強くなるのが、自分にとっても得だし、みんなにとっても得なんだなと思います。 そうやってみんな楽しく創作活動できたらいいな。

最後に

もちろん持つべき心構えはそれだけではないと思いますが、根本的な心構えとして「他のクリエイターと共に強くなろう」はすごく大事な考え方かなと思いました。

私自身も出来る範囲で考えや知見を共有し、刺激の連鎖の一部分になれたらいいなと思っているので、Twitter と note のフォローよろしくお願いします(宣伝)。

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