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被災地支援という名目で長野松本旅行

先日の台風被害で日本列島各地で水害やらなんやら。
募金じゃなくて何かほかにできることあるかな~と思って台風被害に遭った地域の知人に問い合わせてみたところ

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なるほどな、と思い、長野旅行に行くことにした。
というわけで「被災地支援という名目で長野松本旅行2泊3日に行った報告」

せっかくこういう名目で行くので、
①実際に何にどのくらいお金を使ったのか(松本で使ったお金は寄付とみなす)
②こういう名目で行くとお財布の持ち主にどういう心境の変化があるのか

に焦点を当ててざっくりと。

1日目:旅立ち~深夜カラオケフリータイム

金曜日。夫は有休取得、私は13:00~オンラインmtgのため旅立ちはmtg終わりのなんとなく夕方開始。
前日までに手配しておいたことは、
1)家庭用Slackに#2019年長野松本旅行チャンネルを作成
2)チャンネルに行きたいところ、食べたいもののURLをガンガン突っ込む
3)じゃらんでホテルだけ宿泊予約

とうことにして、
16:00、最寄りのみどりの窓口。
17:00、立川で腹ごしらえ
17:40、あずさ乗車。(なんと席ごとに電源があった、すごい)
20:00 松本駅到着。
ここから駅ビルで夕食を摂り、宿泊施設へ。
ここ最近の国内旅行はもっぱらで宿泊客に無料で振舞われる夜啼き蕎麦目当てでドーミーインに泊っている。

そして就寝へ…

とはならなず。

現地の格安料金で楽しめるカラオケを堪能。
音質もいいし、フリードリンクだし、朝5時まで滞在。
松本は朝5時でもまだ暗い。

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1日目散財状況とその心境

この日の散財は交通費、ホテル代(旅程分前払い)、食費などなど。
カラオケはカード作らずに一般価格で入ったので都内とそこまで差がない価格になった…しょんぼり。

●JR東日本(交通費):¥25,240
●夕食(からあげセンター):¥2,508(お釣りは募金箱へ)
●宿泊費2泊3日(ドーミーイン松本):¥28,980
●夜食代(シャインマスカット寒天ご当地じゃがりこ):¥785
●カラオケ代(カラオケファンタジーFlat):¥4、400

ここぞとばかりに募金箱があったら募金しようと思っていたのだけど、夕食を摂った「からあげセンター松本」以外に目立った募金箱がなかった。(ここでは食事代のお釣りの小銭を募金した)
あれ、もしかして松本、意外と通常運行???

2日目:松本市美術館・しまむら・周遊バス・イオン松本

空腹とともに起床。
手早く着替えて朝ご飯の検討。
ちなみに今回の旅行で回っておきたい場所は俯瞰で見るとこんな感じ。(大体飲食店)

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ドラクエウォークもやりつつ、道中気になるお店を見かけたら都度。
朝食前にまずはホテル近辺で気になっていた洋菓子屋さん、からの朝食お蕎麦を経て松本市美術館→しまむらアルピコプラザ店。この辺りで空腹ゲージの高まりを感じてビル隣の洋食屋さんを堪能した後に松本周遊バス

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なるほどなーって関心したのが、
●赤:北コース(松本城や旧開智学校などザ・観光地ルート)
●緑:東コース(城下町をまわりつつイオンへ行く)
●青:南コース(相澤病院、という総合病院へのルート)
●黄:西コース(郊外住宅地ルート)
って分かれていて、西コースは、
郊外開発でできたであろう複合モールの駐車場を中継
→モール前で停まらず、モール敷地内を突っ切って裏道へ
→裏道からモール付近の中規模病院の正面玄関に停車

というルートになっていたこと。
どこの土地でも、高齢化にともなう移動手段の喪失は大きな課題。
だからこそ、周遊バスに病院を通過するルートを組み込んで、観光だけじゃなくてそこに住んでる人にとっても便がいいルートにした?などと邪推。
ひとしきり周遊バス全周して、イオンモール松本へ。

うん、イオンはイオンだね笑

間食用のお豆を買って、なんとなくの腹ごなしで再びに入り、とりあえず食べておくか、と馬肉を食してこの日はおしまい。

今夜も食べ過ぎて調子が悪くなり、夜啼き蕎麦は夫だけ摂取。

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2日目散財状況と心境

個人的にしまむらパンツがなんとなく腑に落ちないがそれ以外は楽しんで出費。
●おやつ(ショコラ・デュ・ボヌール):¥500
●朝食(朝田):¥2,000
●雑貨(松本市美術館):¥990
●しまむらアルピコ(旦那が替えのパンツを忘れた等):¥3,840
●コンビニ:¥330
●間食:¥440
●夕食(タツミ亭):¥2,343
●夕食2(さくら亭):¥3,390

昨日も薄々感じたけれど、思ってた以上に松本は平常運行。
だけど、周遊バスで通った河川の両岸には流木や、風でなぎ倒されたであろう樹木が散見されて、確かに爪痕はある。
の割に、募金箱とかもさほど設置見かけず、目につくところに募金箱がなくてこの日はノー募金。
イオンも賑わってたし、メディアで切り取られた部分だけを見ていてバイアスのかかっていた自分に気づくなど。

3日目:国宝松本城お城祭り

昨日の周遊バス下見を活かして、最終日は松本城まで一直線!
と思いきや。今回の旅程最終日、11/3は国宝松本城お城まつりであった。
ホテルからお城に向かう道は歩行者天国、人混み地獄。
さながら銀座のホコテンみたいな感じで人。めっちゃ人。食べ歩きが捗る捗る。
開運堂さんの限定ワッフル、みたらし団子、あんパン。
大通りから少し外れて四柱神社。大混雑の松本城。入場も天守閣も並ぶ並ぶ。
並んだ割にあっさり下城したけれど、場内には海外の方向け案内ボランティアの方々がいるのはすごく良いなと思った。その後、で紅葉を楽しみ、絶品の鴨つけ麺を食し、甘味を求めて洋食屋…と食べる歩く食べる。2日に行き損ねたしまむら近くのクレープ工房にも滑り込みで。

基本的にいつも通り食べるメインの旅程を完走し、さらば松本。

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3日目散財状況

●朝食兼おやつ(開運堂):¥1,340
●松本城(入場料):¥1,200
●昼食(鴨麺あら井):¥1,700
●お土産代:¥4,243
●夕食(信州郷土料理):¥3,100

総合散財額

しめて、¥87,329!!!

意外と良心的な価格に落ち着いてしまった。

散財旅行(被災地支援旅行)を終えて

うん、行ってよかった。
個人的に、ボランティアで行くより、こういう支援の仕方の方がきっと私には向いてる気がした。
つらい思いをしている誰かに寄り添うことももちろん大事だろうけど、自分にとって当たり前の日常を周囲が送り続ける事ってある意味もっと大事な気がした。
ふるさと納税の何倍も松本市内にお金を落としたしね!!!笑
あと、「被災地支援」という名目で堂々と散財ができる。
これはとても精神衛生に良い。
それに、現地の人たち元気じゃん、っていう生の様子が見れるのが一番良い。
そういう意味で、今後はもしどこかで何か大変なことがあったら、募金とかするんじゃなくって、積極的に旅行に行こう、と決意できるだけの体験でした。


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