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"The LEPLI" ARCHIVES-85/ 「今見た,"UNDER COVERISM"とは,2011年10月22日版。」

文責/平川武治:
初稿/2011年10月22日:

 ありがとう,ジョニオ君、皆さん。
僕は巴里でこれを見ていると感動です。
不思議ですね,僕がイエローだからそう見えたのでしょうか?
この世界はあなたたちが生み出した,“カッコ良さ”の世界。
正に,“YELLOW-MIND"がむき出し!!
 それが僕が感動とカッコ良さをこの”UNDRE COVER”で覚えた原因。
ジョニオ君たち世代の全く,
”身じかな世界/自分たちの世界/“YELLOW-MIND" そのもの。
 全くの自分世界をこれだけ,ダイレクトリ-に、世間に媚びることなく
自分たちの好きなものだけで,
そして,新たな提案。
 これからも,"YELLOW MIRACLE"をカッコ良く,
堂々と引き摺ってください。

 昨年の、“3.11”以降に変わったのは政治でもなく,体制でもなく,
僕たち、日本人それぞれの,”こゝろの有り様”が直撃され変わったのです。
 これを僕たちが自覚して初めてその行為が、”世の中”を変え,
”社会”を変えそして,”新たな国”を作り替え始め,
”安心”して子どもたちと遊べることが出来るのです。

 これを感じられたこのコレクションと手法に感動と,ありがとうを。
これだけ、強く、自心の世界観を持っていること。
それがこのようにあなたたち世代が新たな手法で世界へ挑戦した,
その勇気とがんばりに、
“YELLOW PAWOR"に脱帽とともに,万歳!!!

 今回のUNDERCOVERのコレクションは、
まさに、彼らたち世代が生み出した”TOKIO美学”。
 『ストリート+グランジェ+レイアード+ラヴ+リズム』の
”リ・ミックス & ザッピング”。
 ギターの響きは切なさをも。
数少ないコーディネートは,ロングスカーフに帽子、バッジとシューズ
それにジョニオ君が好きなクラッチバッグ,
この表現も彼の世界観の特徴、ミニマムな世界。

 今,この世界が出せるのはあなたたちしかいないでしょう。
“横町”から飛び出して来て,いつの間にか”世界”を知って,
そして、戻ってくるところが有るという強み。
 横道に反れても、それはいつも自分たちの”立ち居場所”。
”なりすまし”という下心を持ってしまったために
“蟻地獄”へ嵌ってしまっているデザイナーたちには出来ない,強み。
 全く,もう,あなたたちの世代の時代です。

 “東京砂漠”にも華が残り咲き続けますね。
時代が変わっても
この華はきっと,誰かが水をやり,テイクケアーするでしょう。

嬉しい,興奮の時間をありがとう,ジョニオ君。
スタッフのみなさまにも宜しく!!
合掌。
午後四時四十分/ST.-CLOUD市にて、

文責/平川武治。
初稿/平成二十三年十月二十二日

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