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相馬の漁師と北へ向かう。 気仙沼編

気仙沼は、僕が3年お世話になった、つなかんに泊まった。

早朝からのスタートで、疲れがピークの中、気仙沼の唐桑という小さな入江にたどり着いて。

面白いもので。普段、海と暮らしている、もっちゃんとてっちゃんも。

「やべー、めっちゃ綺麗じゃん!!!」ってテンション上がってた。

相馬、石巻、気仙沼。同じ海でも、全然違うのだ。

すぐに宿に向かう予定だったけれど。ここで、1時間以上ぼーっとしてしまった。

(こんな夕日が見れる場所だよー。つなかん行くときはぜひ。)

気仙沼市内から、車で30分のつなかんまでの道のり。
途中、こんな海を見ながら宿に到着して。目の前の海で育てた牡蠣を食べて。やっぱり海ってすごいねー。と思ってもらう。そんなことを、養殖業者と一緒にやってきたこととか。挑戦したけど失敗したこととか。てっちゃんと色々話した。こういう空気感を、東京でも伝えたいと思ってるけど、それがなかなかうまくいかないこととか。

あとは、やっさんとたくとが海の事故で帰らぬ人となったこととか。それでも女将さんは宿をつづけていることとか。

とにかく色々話した。


あとは、独特な空気感というか、単純に楽しいとか。そういうこと言葉では伝わらないことがたくさんあって。それを埋めるためには行くしかないと思った。

夜は雪解け牡蠣の学くん、わかめとほたてつくってる豪くん。漁具屋の一誠くん。からくわ丸のたくまくんも来てくれた。




翌朝は、牡蠣養殖のやっくんとも会えたし。

朝ごはんに、大森さんから買った魚も握ってみた。大森さんに会う!みたいに目的が特にあるわけでもなかった、気仙沼。それでも「気仙沼で、いい時間をすごす」ということができてよかった。

一番楽しかったのは、やっぱり、最後、一代さんとみんなで話した時かなぁ。久々のこの感じ楽しかった。

「相馬でオーベルジュやりたいんだよねー」そんな、もっちゃんの夢を聞いて。「そん時は、僕がやる!!!」と思ったり。でも、一人じゃできないからパートナー見つけないとなーとか。色々考えた。

「あ〜〜歯がゆい!!!!」

相馬のことを考える時は、本当に、歯がゆい。歯がかゆくなることなんて、実際はないんだけど。なんとも歯がゆい。汚れていれば、歯磨きすればとれるのだが、かゆいときはどうすればいいのか。

方法が見つからないあたりが、歯がゆさの所以だろうか。

解決策は、、、何度も考えること、実行すること。失敗したらやめること。続けることは、地道に続けること。仲間を見つけること。信じること。

美味しいものは、人をつなぐ。思想の違いや分断された関係さえも超えて。


それを信じて。


終わり。

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