ユヒコ

ちょっとの間、徒然と書いてみます

ユヒコ

ちょっとの間、徒然と書いてみます

マガジン

  • 映画館でポップコーンを

    映画館で食べるポップコーンがとにかく好き🍿。塩味がお気に入り。バターをかけてくれたらなお、嬉しい。

  • リスタート。私がいまいる場所。

    編集者、コミュニティプロデューサーとして日々過ごす中で、感じることを垂れ流していきます。一流のクリエイターさんと過ごすいまをリアルタイムに。

最近の記事

七夕とTAKAHIRO

今週は七夕があった。 七夕🎋を迎えると、短冊の思い出を話したくなる。 近所のショッピングセンターに、短冊コーナーがあった。紙とペンと笹が置いてあり、誰でも自由に参加できる。 高校の頃、友人のRちゃんと遊び感覚で、短冊に願いを書こうという話に。 私は友だち大好き、楽しいこと大好きな高校生だったので、「友だちとずっと笑って過ごせますように」というようなことを書いた。 Rちゃんは 「面白くなりたい」というようなことを書いていた。 それがなんとなく、定番となって、それから

    • ごはんをよそうとき、ふと思い出すこと

      思い出すことがある。 お父さんはいつもお母さんをじっとさせなかった。 朝食も昼食も夕食も夜食も 「○○、箸。」 「ごはん、おかわり」いやおかわりと自分で言う前に 時には、母が「まだ食べる?」とごはんの茶碗を受け取るのだ。 よそったフカフカの湯気のたった白いごはんを前に 父が一言「多い、半分でいいわ」 という。最初から半分によそわなかった母が間違えたように指摘する。 ※よそうは関西の方言 父はダイニングテーブルにやってきて、席についたまま 一歩も、本当に一歩も動かず

      • Sさん いっぱい相談したなぁ

        「あれ!?」 送ったメールがアドレス不明で戻ってきた。 社内のチャットで同じようにSさんとやりとりしていたスタッフへ確認をしてみる。  某社のSさんってご退職されたのですか?   →そうなの…3末で> < !!なんと、退職されたのか。 Sさんは取引相手で、たくさん助けてもらっていて、たくさん感謝をしていたから、両手いっぱいに抱えている蓄積した感謝が宙ぶらりんになってしまって、この気持ちをもう届けられないのかーという後悔と、そして寂しさがあった。 お仕事を当面おやすみする

        • 本当に終わったんだ

          十数年推してきた推しとの最後のオンラインお話し会(握手会が形式変更した)が終わった。 数ヶ月前に、いつ卒業発表があるかわからないしと、お話し会の最終日の券を少し多めに買っておいた。でも、本当に卒業発表があるとは思っておらず、時間にすると1分弱に自分は何を話せばいいのか、わからなかった。 開始前の本人確認で、画面を横にしてくださいと指導が入る。最後まで慣れないオンラインお話し会の制度にあたふたしながら待機画面へ。今から本当に最後の会話がはじまる。 ぱっと画面が切り替わり、

        七夕とTAKAHIRO

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        • 映画館でポップコーンを
          7本
        • リスタート。私がいまいる場所。
          9本

        記事

          タイムスリップできた話

          中学の部活仲間とは今も仲が良い。 親友って言葉をよく使っていたし、学生時代のプリクラにはずっ友、一生仲間、心友、我等永遠不滅など、ありとあらゆるその時の流行語で、大切な関係を表現していた。 最近では、「学生時代からの友だち」という言葉だけで、数十年の仲だと歳月が仲の良さを証明してくれるようになった。 そんな友だち(ちなみに5人組)は年に最低1回は集まろうと、毎年予定を合わせてきた。コロナ化では一度も実現できてないから、今から書くことは5年以上前の出来事。 部活仲間のひ

          タイムスリップできた話

          眠れない夜

          久しぶりに眠れない。 最近は毎日体力的にハードで、眠れるときに寝る日々だった。あまりにも眠れないので、毎日少しずつ読んでいた上白石萌音ちゃんのエッセイ『いろいろ』を読み終えてしまう。 最高だな、この作品。 そして、まだ眠れない。 私はもともと眠ることが超絶下手くそだ。 幼少期から、天井を眺め、寝れないなぁと何度も思ってきた。 眠れない夜は結構つらい。ときには、かなりつらい。 夜が終わらないような感覚になって、場合によってはネガティブな感情に支配され、ダークサイドにい

          眠れない夜

          リアクション催促の“間”

          大学卒業まで実家で暮らし、上京した。 一緒に暮らしていた21年間ではわからなかった家族の特徴が、離れてみることで、わかるようになる。 その発見のひとつを紹介したい。 私の母には、リアクション催促の“間”があったのだ。 例えば、「今日のシチュー美味しかったやろ?ええ肉つかってん」 を母が言うと 「今日のシチュー美味しかったやろ?ええ肉使ってん。ん?」 と何か最後に尋ねられる“間”が存在する。眉毛が上にあがり、口角も上がり、相手の回答時間タイムが流れる。その表情から

          リアクション催促の“間”

          父が髪を染めるのをやめた

          年に3〜4回、関西の実家に帰省している。 仕事のついでに立ち寄ったり、友達の結婚式だったり、あまり具合の優れない愛犬に会いに行ったり… 地元の駅に着くと、いつも両親どちらかが車で迎えにきてくれる。 その日は父が来てくれて、私は車の窓からみえた姿に驚いた。 父の頭が真っ白だったのだ。 車に乗るとはじまるいつもの質問。新幹線は混んでいなかったか、ごはんはもう食べたのか?ひと通りいつもの回答をし、 少し車が走った頃、私は切り出した。 私 「なぁ、お父さん髪染めるんやめ

          父が髪を染めるのをやめた

          木村カエラちゃんのつくる曲が好き

          好きなものはいっぱいあるけど、「10年近く好きなものってなに?」と聞かれると、一瞬考えてしまう。さらに条件を狭めてみる。「人にはあまり言ってないけど、すごく好きなものって?」…今回は自分にとってずっとココロにあるけど、あまり伝えていなかったものを紹介したい。 私は木村カエラちゃんが大好きだ。 10年以上長く彼女を好きな理由を、好きになった歴史から言葉にしていこうと思う。 中学3年か、高校生になったころ「リルラリルハ」という曲が大ヒットした。 私のおまもり お花

          木村カエラちゃんのつくる曲が好き

          月3~5万円は映画と舞台と漫画につかう。それが自分の好きだ

          就職活動をしていた当時、どんな仕事につくことが自分にとって良いんだろうと漠然と悩んでいた。いろんな企業にエントリーし、説明会に行って、ESを書き、全然着こなせていないスーツを着て面接に挑む、どうやって決めていいのか、いまいちわからなかった。 そんな時、『東宝』の新卒採用にエントリーし、映画プロデューサー 川村元気さんのインタビューを読んだ。確か、2011年頃だったので川村さんは『告白』や『悪人』という映画でさらに注目を集めていた頃だった。(新卒採用エントリー者にしか読めない

          月3~5万円は映画と舞台と漫画につかう。それが自分の好きだ

          宮崎美穂26歳 生誕祭 本当に幸せな時間でした

          8/19 AKB48 チームA公演 宮崎美穂生誕祭が開催されました! 今回、人生初の “口上” を担当させてもらえまして、 (アンコールをする前に、生誕祭を一緒に盛り上げましょうという呼びかけと、アンコールの発動を行う役割です) Twitterにアップしたこの↓内容を読みました。 本日はみゃおこと宮崎美穂さんの26歳の生誕祭です! みゃおはこの1年さらに活躍の場を広げました。 PRODUCE48をきっかけに「No Way Man」の選抜入り。野球コラムの執筆。韓国関連の

          宮崎美穂26歳 生誕祭 本当に幸せな時間でした

          6年経って、教えてもらった大事なこと

          2年ぶりににいったお店で 店主からCDをもらった。 「僕、ピアノ弾きなんです。高円寺土産にどうぞ。」 このお店と出会って6年経って、はじめて知った事実に私は驚き、道理でこのお店の音楽はこだわり抜いててセンスがいいんだと納得した(音楽のこと全然わからへんけど) --------------- 上京してはじめて住んだ町 高円寺にあるダイニングバー。 東京に上京してから6年間。 仕事に夢中な私は、身体が壊れるくらいシゴトに注ぎ込んでた。 そんな限界がたくさんあった中

          6年経って、教えてもらった大事なこと

          一緒に過ごす時間

          今日は担当の作家さん全員と会った。時折、偶然タイミングが重なる日がある。 小説家の平野啓一郎さん。 漫画家の小山宙哉さん、こやまこいこさん。 3名の方が、私がメインで担当している作家さん。 今朝はこいこさんと打ち合わせをし 夕方は平野さんのイベントへ行き、 夜は小山さんの原稿を受け取りにいった。 作家さんと過ごす時間はやっぱり特別だと思う。 たくさん知りたいし、話したいし、関わっていたい。何を考えているか想像して、少しでもその世界に触れていたい。 近況を交換し合う

          一緒に過ごす時間

          大人になるのが怖かった自分には『よつばと!』が必要だった。

          小さい頃、好奇心が止まらなくて、知らないことは知りたいし、目にするものも、体験することも、特にはじめてのことは輝いてみえ、自分は一生この高揚感と一緒に生きていけるんだと思っていた。 両親やまわりの大人は、自分が興味を持つ細かいことには、もう興味を持たなくなっていることを知っていた。 大人になると、この高揚感をほとんど感じなくなってしまうのかもしれない。心が自由じゃなくなるんじゃないか。そんな恐ろしいことってあるの? 小学校の卒業が近づくに連れ、面白いと思っていたこと

          大人になるのが怖かった自分には『よつばと!』が必要だった。

          そこにただいてくれればいい

          「え?AKB好きなの?」 その事実をしったとき、いつも驚かれる。 「はい、好きなんです。好きの中でもめっちゃ好きです。」 っと答えては、いまのでは、どれだけ好きかまだ伝わってない気がする...と思ってしまうほど、自分の中の好きの総量が大きい存在。そんな大好きなAKBが、昨日12/8 いよいよ11周年を迎えた。 『AKB48劇場11周年特別記念公演』が秋葉原のAKBシアターで行われ、本当はもう現地にいきたくてしょうがないけど、そういうわけにもいかず、Twitterでその様

          そこにただいてくれればいい

          いろいろ失ったけど、あったかいや。

          Twitterアカウントを新しくつくって、 お知らせをした。 すると、今日は驚くことがたくさんあった。 新しいアカウントを職場のみんなは応援してくれるだろうなと思って、報告したけど、ほかにもリスタートしたことを、拡散してくれ、またフォローしてくれる人たちがいた。 コメントをわざわざくれる方もいた。 「復活おめでとうございます。」や、宇宙兄弟で出てくる「頑張れ」という意味が込められた「かぺ」の言葉。さらに、12/8という日は新しいことをはじめるにはとても良い日だと教えて

          いろいろ失ったけど、あったかいや。