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子どもと旅をする《岩手・二戸/2023冬①》 雪の東北へ飛び込む

2023年12月に開催した岩手県二戸市への「ほんもののにっぽんをさがすキッズツアー」の様子をお届けします。

親子で参加する岩手県二戸市へのツアーは、夏、冬、春休みシーズンに合わせた展開を行っています。ご参加希望の方はマガジンをフォローすることで次のシーズンのお知らせ記事をぜひチェックしてみてください


憧れの雪景色、冒険の始まり

二戸市の小さな温泉郷「金田一温泉郷」を滞在拠点に、温泉郷散策、地元のおばあちゃんとおやつづくり、南部せんべい屋さんめぐり、農家さん訪問など、「ほんもののにっぽんをさがすキッズツアー」は、”親として” 本当に我が子にも見せたいと思える日本らしさを感じる”ほんものの地域文化”、そして親御さんも同伴者としてではなく、ひとりの旅行者として楽しめる”ほんものの地域文化”だけをギュッと2泊3日に集めた旅です。

金田一温泉郷の広い田んぼの上で。
一度はやってみたかった!というこんな憧れを叶えられるのも親子旅の醍醐味

今回は、雪の季節の二戸へ。北上する東北新幹線の車窓から、景色が白く変わっていくのを眺め、すでに雪への高揚感に満ちていた子どもたち。二戸に降り立つと一目散に雪へと駆け込んで行きました。自分たちの暮らすまちから旅に出るって、冒険の始まりです。

地元スポーツ、カーリングに挑戦!

実は二戸市はソチオリンピックに出場したカーリングの苫米地美智子選手の出身地(苫米地賢司選手はお隣の一戸ご出身!)。そんなホームリンクで岩手県カーリング協会会長の中田勇司会長のもと、協会のみなさんが先生となって初心者レッスンの受け入れてくださいました。

テレビで観ているより簡単…….と思ったのも束の間、氷の上でのフォームの維持は体幹勝負。力加減やコントロールはなかなか難しい! 改めて聞いてみるとルールも面白く、一度始めてみるとその楽しさにハマっていきます。

子どもたちもよちよちとリンクの上を歩き出し……、小1さんも年中さんも意外とスムーズに基礎練習開始
まずは、ブラシを持って氷上でのフォーム練習
次にストーンを両手に持ってデリバリー(投げる)のイメージ

1時間のうちには親子参加でミニゲーム体験までできます。お仕事帰りの大人たちも集まって練習が始まるリンクの上で新しい土地のスポーツに出会った子どもたちは、刺激的な時間を満喫した様子。「またやりたい~!」の声と「お腹すいた~!」の声が混ざり合っていました。笑

りんごのお名前なんだろう?

ミネラル豊富な土壌と寒暖差の大きい気候のそろう金田一温泉郷は高品質なりんごの産地。そのりんごを訪ねて、一行は「金田一観光りんご園」で、地元生産者「権七園」の中里さんのもとへ。

シーズンに収穫したりんごが新鮮さを保持して貯蔵される専用の倉庫で、中里さんのりんごのお話の始まり。世界のりんご、日本のりんご、各県の生産など、大人も「へえ~」のお話。

そして、「りんご」と一言で呼んでも、その品種はさまざま。この日、中里さんが倉庫から出してくださったのは、サンふじ、はるか、紅いわて、シナノゴールド、ぐんま名月の5品種。

真っ赤なものから黄金色の姿、どちらの色も入ったものなど、見た目にも個性それぞれ。いざそれぞれを味見して比べてみると、みずみずしい甘さ、ジューシーな蜜、引き締まった歯応えと酸味、華やかな香り……と味がはっきりと違うことに異なります。

子どもたちは旅のしおりの特製ノートにりんごの名前や味を記します
自分好みの「一番おいしいりんご」をセレクト。選んだりんごを大事に持ち帰ることに

シェフとおやつ作りを楽しむおぼない旅館のYUDA BESE

りんごを大事に抱えてお宿へ向かうと、お宿の庭であるグランピングスペースYUDA BESEで、なんと焚き火を用意したシェフ(おぼない旅館2代目の大建宗徳さん)のお迎え。

持ち帰った「一番おいしいりんご」をシェフと焼きりんごにすることに。

まずは温かい飲み物と焚き火で焼きマシュマロ
雪の上でアウトドアクッキング
焼きりんごを焼いてる間にソリにも遊びも

雪と氷の上での子どもたちのキラキラワクワクの目。そんなシーンこそ、きっと親にとっては忘れられない旅のハイライトですね。

▼春のツアーも受付中! 詳しくはこちらからどうぞ。


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