巨人の肩にのる

「先人の積み上げてきた発見に基づいて何かを発見すること」を「巨人の肩の上に乗る」と言うのだそう。

つまり、自分でコツコツ頑張って考えるよりも、過去のすんばらしい人の考えややり方、格言をいただこうということ。

私は、相手の感情に訴えるのは得意だけど、論理的に伝えるのは苦手。それは、巨人の肩にのり、口を借りることができていなかったみたい。

~論理的に伝えるには具体的な根拠が大切~

最近、学校に通いだしたことで交友関係がガラッと変わったのだけど、その中で学んだことの一つに、みんなビジネス用語とか理論の名称をたくさん知っていること。

私は、あまりそういった「勉強しています感」を前面に出す感じが好きではなくて、あえて具体化して後輩に伝えることが多かったのだけど。

理論や法則の名前で聞くことの良いことは、家に帰ってからも自分で学ぶことができるし、その人の話がたとえ下手っぴでも検索したら分かること。

あとは、話している人の実績は関係なくて、みんなの前提だから具体的・絶対的な根拠があること。

自分に足りなかったのは、その場でわかりやすいことに注力しすぎて、自力で頑張るチャンスを後輩にあたえていなかったこと。

~「抽象化」と「具体化」を行き来して、相手に長く深く伝わる話をしよう~

伝える相手の性格や関係性によって、話す言葉は変えるべきだろう。
相手が感情的であれば「具体的」な行動がどんなに相手のメリットになるのか?を伝えた方がいい。相手が論理的であれば「抽象的」でもみんなが知っているような具体的な根拠となる法則などに行動のメリットを感じるだろう。

また、相手が自分を完全に尊敬してくれているならば「私」の具体的な話が心を動かすだろうし、信頼関係がまだあまりないのなら「一般論」が心を動かすだろう。

具体化するためには「例えば…、具体的には」、抽象化するには「つまり…要するに」を使う。具体的と抽象的を行き来して一番伝わる言葉を使う。

ちなみに、前回の【褒める前にすべきこと】のnoteも巨人の肩に乗ってみました。具体的な法則があるとなしとで、説得力が違うことを感じてもらえると嬉しいです!

伝えたい事を、しっかりと心の奥まで届ける人になりたいですね。

お読み頂きありがとうございます^_^ 読む前よりもポッと心の温度が上がったとしたら、とても幸せです。 サポートは、note内での他の方へのサポートや、コミュニケーションの時間など、note内で還元させて頂いています!