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読書しても意味がない

後輩たちに、本を読みなさいと言いながら、真逆な事を言いますが。

読書だけして、知識だけ増やしても意味がないなぁと、最近しみじみ感じています。

例えば「自分の小さな箱から脱出する方法」という本は、私の人生を変えてくれた一冊と言えますが、よくよく考えたら、その本と出会った時の私は、最も仕事で挫折していた時に読んだ本です。

個人売り上げも店長になってからの数字もずっと良かったのに、新店舗の2年目でオープン景気だった前年の自分で作った数字を全く越えることができず、毎日悪戦苦闘。

そんな時に、サブに「和子店長が怖すぎて、メンバー全員、仕事に行くのが嫌です。」と、言われ、その場は「伝えてくれてありがとうと言ったものの、自分の家の駅に着いた途端、号泣しながら帰って、、、

社内報で好きなマネージャーが紹介していたその本を、「変わらなきゃ」と思って、縋るように読みました。

上手くいかないことがある度に「箱の外、ハコの外」と、ブツブツ言いながら阪急電車で通勤していた日々。

今も思い出しても、胸がキュッと締め付けられるようになって、頑張ってた自分を愛おしくも思うし、もうあんな思いはしたくないなって思います。

なので、本の知識と思い出がリンクして、深く、強く、本に助けてもらい、身になってるんです。

だから、本は凄く助けてくれる。

理想のゴールがあって、その手段(スキル)がが欲しくて読んだ本と、
ただ何となく読んだ本。

いまいち、どの本がいいのか分からない人は、もしかしたら、本を読む時ではないのかも。

今、必要なのはチャレンジした事による挫折だとか、さらにもっともっとと言う欲求なのかもしれません。

今の私は、どちらかな?

チャレンジして経験を増やす時間と、ぐっと学んで解釈を深める時間を戦略的に意図的にとっていきたいな、と、思う今日この頃です。

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