前回のnote『優れたリーダーシップは、優れたフォロワーシップから』の投稿の続き。
noteを読んでくれた友人から「じゃあ、どうやったら優れたリーダーを見極めれるの？」との問いが。

うーん、私が伝えたいのは、「良いリーダーになるには、全力で模範的フォロワーでいようよ！そうしたら、学びがすんごいあるよ！」という事なので、結論は「そんなの知らんがな。自分で感じろ。」である。

だけどもやもや。。。
確かに、リーダーを見誤って泥の船に乗ることもあるのかな？私にはよくわからないけれど。なんで分からないんないんだろう。

～そもそも「フォロワーシップ」を発揮するのは上司に対して？～

前項までは前回の投稿の後に書いたのだけれど、あれから一か月近くたってしまった。
私がもやもやしていたのは、リーダーとフォロワーの関係って上下とか役職で決まるものではなくて、その時の役割で変わるものだと思っているからだとやっとわかった。

例えば、私はエリアの統括マネージャーをしているけれど、エリアのリーダーはエリアマネージャーだし、店舗のリーダーは店長。

だから、統括エリアの舵も責任も私がとるけれど、エリアのことや店舗のことの判断は各リーダーが持っていると思っている。だから、決断はしないけれど、彼女たちがやると決めたことは積極的に関与をして、間違えた方向に行きそうなときは健全な提言をして絶対に成功に導きたい。

エリアのことはエリアマネージャーがリーダーで、私はフォロワーだし、店舗のことは店長がリーダーだし、個人のことは個人がリーダーだ。

～仲間にとってリーダーにもフォロワーにも変化できる人～

仲間に対してリーダーであり、時には自分のファンのようにフォロワーとなれることが、チームを強くしていくんじゃないかなあと思う。

私は、自分がリーダーシップを発揮しなければならない状況が増えるほど、自分のアクションに対して、積極的に関与してくれて、自分の意見を素直に言ってくれる仲間の存在がいかに大きいか実感している。

だから、すべてのリーダーをサポートしたいと思っている。
それが、自分より強いとか弱いとか関係なく。

～そもそも泥の船になるのは、あなたの塗装が弱いから～

友人からの質問の「優れたリーダーの見つけ方」は、私にはやっぱりまだ分からない。

だけど同じチームにいる以上、やり方は違えど同じビジョンを描いていると思うの。だから、その人のことを好きとか嫌いとか、優れているとか未熟とかってフォローするかどうかの基準にはならないんじゃないのかな？って思う。

自分のリーダーが優秀でないと感じるのだとしたら、自分自身が無能なんだと思う。積極的に自分が動いていなかったからかもしれないし、動き方が違ったのかもしれない。健全な提言ができていなかったのかもしれないし、していたけど言い方がリーダーに伝わる伝え方ではなかったのかもしれない。

後輩が育たないと嘆いているのも、自分のチカラがたりないだけだ。と私は思う。

～結論　優れたリーダーがどういう人なのかは分からないけど、仲間に対してリーダーにもフォロワーにも変化できる人は無敵～

一か月考えても、優秀なリーダーを見極める方法は見つけることができなかった。

自分が優秀なリーダーではないというのもあるだろうし、自分にとって理想のリーダーと誰かの理想のリーダーが同じとも思えない。

だけど、絶対に言えることは、少しくらいリーダー力が弱くても、仲間のフォロワーに全力になれる人は、リーダーをするときに自分がフォロワーとしてサポートしてきた仲間が、すんごい力で助けてくれるってこと。

だから、フォロワーシップはとっても大切。