見出し画像

#18.TapNovelというアプリが画期的なので、シナリオを書くライターさんにオススメしたい。

最近、ノベル系のアプリサービスが増えてきていること、ご存知ですか?
かつて携帯小説が流行したように、近年ではアプリで小説や漫画を読む方(特に若い方)が増えてきているように感じます。

そんな流行りに則った、様々なサービスがあることをご存知でしょうか?
例えば…
・チャット形式で小説を楽しめる「peep」
・イラストレーターと小説作家が協力して作品を作り上げる「たいあっぷ」
・ライターが書いた小説をボイスアクターが朗読配信できる「Writone」
などがあります。

そんななか、私が最近特に注目しているのが「TapNovel」と呼ばれるサービスです。

比較的peepのようなチャットノベルに近い形式でありながら、特徴的なのがそのデザインにあります。peepがLINEをモチーフとした作品が多いのに対し、こちらはRPGアプリゲームを意識したデザインになっています。

スクリーンショット 2021-11-02 8.17.14


キャッチコピーが「ゲーム小説を読むならTapNovel」なので、やはりその点は意識されているのでしょう。

TapNovel(タップノベル)は、ゲーム感覚でイラスト付きのWeb小説や携帯小説が読めるサービスです。
恋愛やファンタジーから、SF、ホラー、本格ミステリーまで、毎日沢山のストーリーを配信中です。

投稿者はセリフや、キャラクターの容姿や表情、服装などをコマごとに設定することが出来るため、文章だけではなかなか表現できない動きある物語展開を行うことが可能です。

私が先日執筆した「25歳の高校生」では、例えば人物の頭の上に「💢」のマークをつけてみたり、キーワードになりそうなアイテムをカットイン的に挿入してみたりと、普段文章を書いている時には味わえない新鮮な創作を楽しむことが出来ました。

「第1回TapNovelゲーム小説大賞」という募集をおこなっていたことを締め切りの四日前に知り、急いで執筆したのですが、それでも納得のいくクオリティの作品に仕上げることが出来ました。

TapNovelMakerという作品創作用画面が、わかりやすく使用者に優しい設計になっているので、誰でも気軽に作品を作ることが出来るはずです。


また、King Gnu井口理が初主演を務め、MEGUMIが初めてドラマプロデュースを担当した連続配信ドラマの『GOSSIP BOX』。そのアナザーストリーが原作者によって作成され、配信されていたり…

声優の西本りみさんがナレーションをあてた作品があったり…

様々な試みが行われているようなので、是非チェックしてみてください。
ただいま、第二回のTapNovelゲーム小説大賞が開催中。1000文字〜2000文字の完結作品を募集しているそうです。

民奈涼介


〜過去記事〜


最後まで読んでいただきありがとうございます! ▶︎「4コマ漫画」「ボイスドラマ」 などで活動中のシナリオライターです。 活動費用が意外とかさむため、よろしければサポートして頂けると嬉しいです!“あなた”のサポートが私のマガジンを創ります。 お仕事のご依頼もお待ちしております!