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女神の記憶

Beloved ♡
(お名前の登録がない方は♡さんになってます。ゴメンネ)

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です!
神楽坂は、昼間は人が歩いてますが、夜は静まりかえっています。
スペインのユタ先生は、食料品店以外は空いてないし、ちょっとした遠出もできないのだと。マレーシアの方のお話では、厳しい外出制限で、家から一歩出ると警察官の検問があり、給付金とか補助金の類だって一切ない、というお話を伺いました。日本はいつでも全てが適当にほどほどな感じですね。(いいか悪いかは別として)

さて、突如として連載しているアムリタ/ソーマについて、
女性性の時代が再び到来するという、今この時に回復しておきたい古の記憶の物語として相応しいのではないかと思うからなのです。

伝説の英雄、王たちが探し求めて止まなかった神々のための霊薬は、
インド神話ではソーマと呼ばれました。東方ではソーマの語源は、聖なる身体の神秘的本質と関連があります。ギリシャ語では身体を意味しており、極めて大きな聖なる恐怖の対象として、様々な意味に解釈されました。

ソーマは原初の海(女神カーリーの「血の大海」または「乳(ち)の海」)を攪拌して作られたとされています。「ソーマの根源は月である」として、ソーマから全ての神々が生まれたのだと言います。
ソーマはまた、太母神の神秘の名前であり、シャクティと同じく世界霊魂の活動的な側面でした。
この不老不死の霊薬を飲むことができれば、あらゆる病は癒されて、神のような原初的な創造の力を得たのです。

中世の有名な魔法使い、トマス・ライマーは妖精の女王の教えに導かれ、魔女の儀式に加入しました。妖精の女王は「私はこの膝の間にクラレット酒を持っている」と言って、頭を膝の間に横たえるように言いました。
クラレットとは、伝統的な王の飲み物であり、血の同義語であり、啓発という意味もあるのです。(失われた女神たちの復権:バーバラ・ウォーカー)

月と女性と深い関係があるというソーマの謎の正体がなんだか、おぼろげながら浮かび上がってきましたか?ソーマが原初の海を攪拌して作られたといのは、興味深いことです。イザナミとイザナギも、海をかき回して日本の国土を作り、神々を産み落としたのでしたね。

銀河の形も、まるで星たちをかき回したかのような渦巻です。天の川銀河は英語ではMilky way (乳(ち)の道)、ギリシャでは女神ヘラの乳が流れ出たものだというところから来ています。
大きなエネルギーの渦、台風もまた渦巻で、これが大自然の創造の法則なのだとわかります。

現代人は、昔の人は何も知らなかったと思っているようですが、もしかしたら何も知らないのは私たちの方かもしれません。
今の世界、文明の始まりは、キリスト生誕からの2500年の物語ですが、人類誕生は6500万年前だというから、この2500という数字はどれほど最近のことだかわかります。

2500年以前の人類の記憶は、はっきりとは残っておらず、未だ解読されていない文字もあります。一人の人間においても、言語形成以前の(3歳以前)の記憶は残りにくいといいます。太古の時代の女神の記憶、歴史や知識が人類の文化、文明からすっぽりと抜け落ちているのも、言語も情報の伝達の仕方も、今とは全く違う方法でなされていたのだとしたら、現代人の記憶に残っていないのも致し方ないのかもしれません。
いにしえの知識や情報は、今や占いや伝説、古いおまじないのように、
くだらない迷信とか、夢物語と化してしまったんじゃないでしょうか。

ソーマがなんだったのか、わからない方はもうしばらく、妄想と想像の翼を広げておいてくださいね!

Love♡

Tarika

2021 / 1 / 27 発行メルマガより

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