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血の中の記憶

Beloved ♡(お名前の登録がない方は♡さんになってます。すまん)

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です!節分と立春を迎えて、旧暦では本格的な2021年が始まりました。
前回のメルマガへの返信を、いにしえの女神の島、マルタ共和国の友人からもらいました。ヨーロッパが厳しいロックダウンの中にあっても、マルタの人たちは陽気だそうです。地中海の島々は、鎖国が解けたら行ってみたい憧れの土地です。物理的には日本人だけど、オンラインの中では完全に地球市民なんですよね!

さて、今日も私たちは人類の記憶喪失時代、女神の時代へのタイムトラベルです。太女神カーリーの「血の大海」を攪拌して作られたソーマ、妖精の女王の膝の間にあるもの。そうです。おそらくあなたが思った通り、それは経血です。

月の朔望と明らかに一致して、時には子宮に滞留して胎児を形作る経血は、人類最古の文明において、創造の神秘的な魔力を秘めていると考えられてきました。男性は、不可解にも痛みを伴わずに流されるこの聖なる血液を「生命の精髄(エッセンス)」と呼んで恐れたのです。

ヒンズー教では、太女神カーリーが創造を行う時、彼女の本質(エッセンス)は濃くなり、凝固物、あるいは凝塊を形成し、宇宙を産んだと言います。女神の娘である女性たちはより小規模な創造として、子供を作ります。

南米インディアンは、全ての人類は「月の血」から作られたと考えており、古代メソポタミアでは、太女神ニンフサルグが粘土から人類を作り、自らの「生命の血」を染み込ませまたと言っています。

聖書のアダムとイブの物語は、「粘土と月の血から男性を作った」という、
より古い時代の女神の創造神話を借りて作られたものです。
コーランの創造神話では「アラーは流れる血から人間を作った」と言いますが、イスラム教が起こる以前のアラビアでは、アラーは女性で創造女神アラートと呼ばれていました。

ニュージーランドのマオリ族は、人間の霊魂は経血から作られ、子宮に溜められた血液が人間を作る、と言いました。古代ギリシャの哲学者アリストテレスも、人間の生命は血液から作られると言い、古代ローマの博物学者プリニウスは、経血を「発生の元になる物質」と呼びました。ヨーロッパでは18世紀になるまで、医学校でこの概念を教えていたそうです。人間の身体からしみ出る液体は、全て血液が変化したものです。

母乳、汗、涙、尿、唾液....

なんとなくTVをつけたら、ニトログリセリンが体内に入ると、一酸化窒素を発生させ、血管を広げて血流を促すので、様々な症状に効くのだと言っていました。狭心症、呼吸不全、コロナの治療にも適用するための研究が始まっていて、EDの治療薬バイアグラもまた、ニトログリセリンで作られているのだそうです。

千島学説では、造血は小腸絨毛でなされ、赤血球こそが体細胞の母体でり、バクテリアやウィルスは、有機体の腐敗の状態により、その有機体を母体として自然発生する、と言います。これはカタカムナですね!ノーベル賞をとりかけたそうですが、この学説が採用されると現代医学は根底からひっくり返ってしまうので、否定するより他ありません。

だけど、お腹と内臓に触れることが職業の私からしたら、造血が小腸で、血液が生命の源だというのは、もっとも無理のない自然なことだと思えます。生きとし生ける哺乳類は全て、子宮の中で臍の緒から栄養をもらっています。へそは、小腸のちょうど真ん中にあるんですから!

男性も女性も、子宮があってもなくても、体の深みから湧き起こる音の振動に、じっと心の耳を傾けてみてください。閉じた目の裏側に、生命の秘密の模様、「星曼荼羅」が展開するのが見えてきますから。

Love♡

Tarika

2021 / 2 / 4 発行メルマガより

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