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たきおりのアイドルマスターツアーズロケテレポ

はじめに

プロデュース、してますか?私は最近プロデュースしていません。

かつて「64GBもあったら無敵だぜ」と思っていたiPhoneXRくんの容量は枯渇気味です。最近は先生やドクターとして活動しているのでアイマスのゲームは追いやられてしまいました。

とはいえ、一定程度の関心というものがないわけではなく、先日、久々のアイドルマスターのアーケードゲームがロケテストを開始すると聞いた私は、まもなく応募を送ったわけでした。


実際、namco中野まで行って初代アケマスをプレイしたり、旧版を少し集める程度にはちゃんと熱があったんですよ。最近だと合同ライブにも行きましたし。

いざ、アキバ

数週間経って無事テスターに選出されたということで、いざ、秋葉原(5/28)。

秋葉原駅前、電気街口を抜けて顔を見上げればバンダイナムコのロゴが氾濫する電光掲示板が目に入ってきます。namco秋葉原です。少しは歩くものだと認識していたので、予定が外れてしまいました(路上で軽食をつまんで時間調整をした)。

namco秋葉原は2023年3月にオープンしたばかりの割と新しい店舗。公式サイトからは「バンダイナムコ施設事業68年の歴史で初のゲームセンター秋葉原出店!」と意気込みを感じます。まあそもそもゲーセンといえばセガ(現GiGO)orタイトーみたいなところややあるよね。

雑居ビルのB1Fから5Fを占拠しており、店内には所狭しと筐体が配されています。アイマスツアーズのロケテ会場は音楽ゲームが配置されている3Fで、チューニズムや洗濯機、そしてバンナムといえばの太鼓の達人が密集している中に、アーセナルベースの筐体(と同じ型の筐体に入ったアイマス)が並んでいる光景です。

事前に抽選予約されるので当然と言っちゃ当然ですが、ロケテスト会場周辺にプレイヤーがあまりいないのを見るとちょっとビビりますね。

エンターテインメントかアミューズメントか分からない謎のお兄さんに、ロケテ当選の電子メールと本人確認書類の免許証を提示、説明を受けて一時待機します。この際、写真撮影やSNSへの投稿が可能だと言われますが、ぶっちゃけ音ゲーやってる時にカメラを回すのは無理です。スクショも一応とれるらしいですが、これをしたいなら、音ゲーのモードではなく、フリーモードでライブを観賞しましょう。

プレイ

肝心のゲームの内容は、この手のゲームおなじみの衣装チェンジのためのカードスキャンタイムのあと、当たり障りのないライブ前のやり取りを経て、音ゲーパートに移行、またその後当たり障りのないライブ後のやり取りを経て、追加の100円玉×Nを搾取するカード排出タイムでエンドという流れです。ここまで6分ぐらいなので、ゲームプレイ可能時間20分の中で3回プレイできますね。

ちなみに、ライブ開始前に「ハイタッチ」が出来るのは地味に好きです。せっかくなので、やよいとやっておけば良かったなあ。なお、ソフトウェアの都合上、プレイヤー画面タッチのタイミングにワンテンポ遅れて、モデルが動くので、感じとしてはハイタッチ待ちする感じになりますね。

公式サイトより。

3Dモデルの品質については、スタマスを担当したIRCAさんが担当するということで、かなり高品質です。とはいえ、音ゲーをやっていると、私の目は春香さんよりノーツに持って行かれるので、いかんともしがたいところです。ちゃんと見たければフリープレイでライブ鑑賞をすべきですね…。惜しいことをした。

音ゲーは、可もなく不可もなくといったところで、慣れてないからということもあるのでしょうけれど、面白くもつまらなくもないといった感じ。左右にレーンがあるので、双方に意識を向けるのが順当に難しい。ほかのノーツが叩けていても、右から左への急な転換は慣れません。ロケテで遊べるのは『THE IDOLM@STER』『なんどでも笑おう』の2曲ですが、せっかくなので今回は『THE IDOLM@STER』をルーキー・ベテラン・エキスパートで遊びました。

キャラクターとのやりとり…コミュパートについてはボイスが当てられていない点がシンプルに残念ポイントと言えます。なんでボイスはないんだ?本番は実装されるのか?

カードは…かわいいです。せっかくなので金を突っ込んで貰えるだけ貰ってきました。とはいえ、トレーディングカードによる衣装着せ替え要素って、既存のゲームで出来ることからそこまで幅広がってないような…。カードという「もの」の強さは否定できないところはありますけども。SSR春香さんを私の台にも出しておくれ。

キラキラ春香さんが欲しかったので僥倖。
黄色だとめぐるちゃんが一番なので、センターのSPカードがもらえたのも嬉しいね。

まとめ

総括とすると、初代アケマスのような「プロデュース」を勝手に期待したところ、音ゲーに比重がかなりあるというのが、第一の残念ポイントでしょうか(公式サイト見ろよ)。

コミュパートについては、ボイスや内容含め、今後実働時に実装されたり、内容が深化されることを期待したいです。バナパスによるデータ保存や選択肢の配置等でコミュニケーション感が実装されるといいんですけれど…。

肝心の音ゲーパートは不慣れなこともありあまり楽しくなく、もとはと言えばトレーディングカード要素による着せ替えは、トレーディングカードそのものの強さを抜けば、既存のゲームで割と十分だと認知してしまいました。

スタマスのマイナーチェンジ感があり(本来はAC→家庭用機なので逆ですが)、ツアーズにボロボロお金を落とす層とスタマスを買ったりソシャゲに廃課金する層が近しいだろうという邪推や、「ライト層はソシャゲで十分では…?」という実感を基に考えると、「これホントにうまく行くんかな…」という疑念がわきます。

「アイマスで忙しいのでアイマス出来ない」の表現にあるように、アイマスはアイマス同士でパイを食い合ってるところ、ありますからね(Vtuber参入はパイの拡大を狙っている説が語られていたりもしますし)。

──と、まあこんな感じのことをプレイ後アンケートに入力して、私はその日の秋葉原を後にしました。

まあ応援はしてるんですよ。ただ、プレイフィール的に、「実稼働したら一回だけ覗いてやるか…」「生活圏に稼働台があってイベントがあればたまに来るかな…」ぐらいの感想しか湧かなかったというだけの話です。

おわりに

それはそれとして、夕食を適当なおにぎりですませたのですが、おにぎりを買ったニューデイズの壁面に貼ってあった、肉の万世のカツサンドが気になりました。今度昼に秋葉原にいったら、サンボかカツサンドを体験したいです。


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