フィリピンのカジノ企業・オカダマニラがバックドア上場?

フィリピンのカジノ企業PH Resortsがオカダマニラのオペレーターと提携することで、バックドア上場の可能性があるとアナリストたちが指摘しています。オカダがPH Resortsの既存の負債を吸収する形のディールが想定されます。取引はまだ条件付きで最終的ではありません。

この提携はオカダがフィリピンでの存在を拡大する動きと見なされる可能性があります。オカダは既にメトロマニラに進出しているので、新しい市場に参入したいと考えています。

この取引が成立すれば、両者にとってプラスになり、オカダマニラを上場させる手段としての役割も果たすと見られています。未完成のセブプロジェクトの予算に財政的な支援を提供するものです。

オカダマニラのオペレーターであるタイガーリゾートレジャー&エンターテイメント社(TRLEI)は、PH Resortsの子会社との独占的なパートナーシップを結ぶための基本合意に調印したと発表しました。TRLEIは12月8日にEmerald Bayプロジェクトの運営子会社の過半数以上の所有権を取得するための契約書に署名し、開発を引き継ぐことを可能にしました。

最終契約の締結は交渉および実行が必要であり、2024年7月までに完了することを目指していますが、延長される可能性もあります。

エメラルドベイは、300メートルのビーチフロントに隣接する5つ星ホテルを備えた統合リゾートで、642室の客室、4つのプール、18の飲食店、小売スペース、会議および展示施設、700以上のカジノ機器および140以上のテーブルを提供する15階建ての2つのタワーがあります。

日本人にも人気のオカダマニラカジノリゾートですが、今回のディールを通して株式市場にデビューするのか注目です。また、セブの大型カジノリゾート開発・エメラルドリゾートもこのディールを通して、開発が進むのか注目ですね。

本記事は、下記ニュースを要約したものに、投稿者の意見や見方を加筆したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/12/12/562952/okada-listing-uy-relief-seen-in-ph-resorts-deal/

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