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10分でわかる海外ニュース 2023年11月27日

オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
ずっとそれを壁だと思っていた。
英語の勉強を1年やろうと決めてオーストラリアに来て、数ヶ月もすると、残りの期間ずっと語学学校に居続けるのはもったいないと思うようになり、どうにか英語を使って何か他のことを学ぶことはできないだろうかと考えるようになった。
結果、IELTSという英語テストを受けて専門学校に通うことにした。
語学学校で培った英語力はたかだか半年ばかりで身につけた付け焼き刃だったことがここで露呈し、大きく挫けることとなった。
なにせ高校を出たばかりの生徒たちの英語がわからない、先生の専門用語がわからない。教科書を読んでもわからない。わからないことがわからない。
見よう見まねでエッセイ、論文を書くけれどその基礎基本が抜け落ちている。プレゼンをしてみるけれど、小学生からやってきた18歳たちには遠く及ばない。

高い、高い壁。
登り方、壊し方、すり抜け方を知らなければいけないと思っていた。

それは扉だった。
やり方を知らないと、動かしようのないものなのだと錯覚する。
開け方を知っている人、すでにできる人に聞いてみる。教えを乞う。
そんなことで人生の扉の開け方がわかるようになる。

【金融ニュース】

今月に入ってからの世界的な債券の上昇に失速の兆しが見られる中、国債は下落した。

S&P500種株価指数は、4週連続の上昇を記録しながらも、午後1時のニューヨーク市場ではほとんど変化なく取引を終えた。ウォール街の「恐怖指数」であるVIXは12.46まで下がり、2020年1月以来の低水準となった。ビットコインの反発で暗号通貨関連株が上昇。エヌビディアは、人工知能チップの発売延期を中国の顧客に伝えたとの報道で下落した。米10年債利回りは4.5%に接近。

世界の株式ファンドには、11月21日までの2週間で約400億ドルの資金が流入した、とハートネット氏はEPFRのデータを引用してノートに書いている。それでも、現金ファンドは2023年に入って1.2兆ドル近い資金を追加しており、株式への1430億ドルに比べ、勝者であることに変わりはない。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■プレミアリーグのクラブが女子リーグのプライベート・エクイティ買収を画策

・プレミアリーグのクラブグループが、女子スーパーリーグに投資するプライベート・エクイティ方式の提案を働きかけている、と事情に詳しい関係者が語った。

広報担当者によれば、現在WSLを管理しているサッカー協会は、リーグの将来についてここ数カ月にわたって話し合いを続けてきたという。

FAの広報担当者は、「多くの選択肢が検討されてきた。我々は、サッカーの持続可能な発展と成長のために最善と思われる選択肢を追求する。」と語った。

■金利上昇が世界中の住宅の夢を打ち砕く

・昨年、中央銀行が急速に金利を引き上げたことで、世界の住宅市場に波紋を広げたショックは、冷え切った新たな現実へと姿を変えた: 何百万人もの人々に富をもたらした不動産の大当たりは終わったのだ。

何百万人もの人々に富をもたらした不動産の大当たりは終わったのだ。世界中の市場は、今後も続くであろう借入コストの急上昇と、価格高騰を維持する住宅不足の板挟みになっている。そのため、多くの地域で住宅はさらに購入しにくくなっており、ローンがリセットされた不動産所有者は経済的負担の増大に直面している。

■空室率がさらに低下し、賃借人の選択肢がさらに狭まる

・先月、全国的に賃貸住宅がさらに減少したため、近々引っ越しを考えている賃貸人はよく考えた方がいい。

PropTrackの最新データによると、10月の全国賃貸空室率は前月比0.06ポイント(ppt)減の1.02%と過去最低を記録した。

オーストラリアの賃貸危機は、海外からの移民の急増に追いつかない住宅建設の低迷によって悪化している。

生活費危機の中、週間家賃が上昇したり、投資家が売却して市場から退出するため引っ越しを余儀なくされたりしている賃借人にとっては、新たな打撃となっている。

【最後に】

ないものねだり。
そう言ってしまえばそれまでだろう。

オーストラリアで暮らしていくことが正解なのか。
日本で生活することは選択肢としてどうだろうか。
そんなことを考える。

20代前半で海外に出て以来戻っていない、”生活”をしていない日本はある意味で自分にとっては外国のようなものなのかもしれない。
日本語はわかるけど大人になってから住んでいない日本独自の風習や文化をあまり知らないからこそ、大袈裟にいうと不安もあったりする。

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