見出し画像

毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年5月2日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。昨日5月1日は僕の住むQLD(クィーンズランド州)のLabour Day(勤労感謝の日)でした。この祝日ってやつがややこしくて州や街によって違います。例えば、昨日のLabour Day、お隣のNSW(ニュイーサウルウェルズ州)だと9月にあり、5月1日はお休みでもなんてもないただの平日です。つまり、ここQLDに住んでいるけど働いているのはお隣のNSWだと、家族みんなお休みだけど自分だけ仕事に行かなきゃいけない。これは、いわゆるボーダー(州境)に住む人たちはもちろんですが、同じQLDでもGold Coastの収穫祭とBrisbaneの収穫祭は違う月、違う日にちなのでこれもまたお休みが違う。となると、Gold Coastに住んでるけどBrisbaneで働いている人はみんながお休みの時に自分だけ・・・・なんてこともあります。
さらに働きすぎと言われる日本人ですが、怠慢だスローライフだと言われるオーストラリアに比べて休みは多く、金土日の三連休は11週もあり、一年を通しての祝日はオーストラリアに比べて7日も多いようで「国民の休日」となっていわゆる医療関係者やサービス提供者のお仕事以外はほとんどの人が一斉に休みになるのではないでしょうか。

【金融ニュース】

工場出荷時のデータからインフレの懸念が後退し、連邦準備制度理事会(FRB)の決定を控えて社債を発行する企業が相次いだため、国債市場では再び売りが優勢となった。

ウォール街が昨年3月以来10回連続となるFRBの利上げに向けて準備を進める中、いくつかの借り手が決算を終えて参入し、米国の投資適格債の発行額は220億ドルを超え、2023年で最も忙しいセッションの1つとなった。市場を開拓している注目すべき企業の中で: Meta Platforms Inc.は85億ドルの調達を目指しており、Hershey Co.は7億5000万ドルの債券を発行、Comcast Corp.は50億ドルの取引を開始した。

このような大規模な債券の発行は、通常、国債にとって二重の痛手となる。国債は、新規債券との競争の中で安くなる傾向があり、引受人が企業購入者のために国債を売って金利を固定化するためである。JPモルガン・チェースが破綻した金融機関ファースト・リパブリックの買収を決定したことで、債券のセンチメントが安定したことも、月曜日の債券価格を押し上げる要因となっている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日本の最優先事項は子供への手当てを増やすこと

・公明党の政策責任者である高橋洋介氏によると、子供のいる家庭への給付金を増やすことは、日本の高齢化と人口減少に対処するための最重要課題であるという。

公明党の高木陽介政策委員長は、「所得制限を撤廃し、子供が18歳になるまで延長し、3人以上の子供を持つ家庭の支給額を増やす」と述べた。

高木氏は先週、東京でインタビューに応じ、「多くの人に希望を与えることができる」と述べた。高木氏は、社会保険料を使うかどうかを政府が検討する前に、まず歳出改革から財源を確保すべきだと付け加えた。

岸田文雄首相は、経済を脅かす人口減少にブレーキをかけるには、高齢化が進む日本にはあと数年しかないと警告している。岸田文雄首相は、父親の育児休暇の取得促進を含む計画を発表し、6月までに子供と家族への支出を倍増させる計画を発表する予定だが、その財源はまだ不明である。

・「お姉ちゃんのドレスを着た」「髪の毛を短くした」「青が好きといった」そういった小さな好奇心や興味が大人たちの手によって混乱に導かれているといったKISSのメンバーのジェンダーと子どもに関する発言が話題になっていました。
子育て支援は親支援も必要なんだろう、子どもは産んで終わりじゃない、その後育てることが当たり前だけど大事で、誰しも子育ては初めての経験だったり、2回目3回目だったりする。人の命を預かる大事な役目にもかかわらず、何度も繰り返せる訳じゃない。だからこそ、昔は村や地域で育てるなんて文化、習慣があったけど今じゃそんな煩わしい横の関わりはいらないとされている。だからこそ、行政や自治体が”必要な人に”サービスを届ける仕組みが必要だと思います。

■スーパーマリオムービー、全世界でのチケット売上が10億ドルを突破

・「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、米国とカナダの映画館で4週連続の週末興行収入4,000万ドルを記録し、ユニバーサル・ピクチャーズ作品の世界興行収入が10億ドルを突破したと、スタジオが日曜日発表した。

任天堂のビデオゲームを映画化したこの作品は、4月の1ヶ月間、映画館を席巻し、その過程で記録を塗り替えたのです。

・10億ドルに少しだけ貢献してきました。
メイデーだったということもあるのか、お客さんは4組。見慣れたキャラクターがいろんなマリオゲームの要素を少しずつ取り入れながら進むお話は年齢問わず楽しめるのではないでしょうか?
続編もあるのかな?なんて気になりながら、子どもたちは番宣で流れていたリトルマーメイドに首ったけ。次は妻と女子鑑賞会をすると息を巻いています。

■マカオのカジノ収入、中国観光ブームで4月に再び急増

・マカオのカジノ産業は4月に回復し、中国人観光客がマカオに押し寄せる中、ゲーム収入は449.9%増となり、3年ぶりの高水準を記録しました。

ゲーミング検査調整局が月曜日に発表したデータによると、ゲーム総収入は147億パタカ(18億ドル)に達しました。この結果は、アナリスト予想の中央値である前年比393%増を上回り、2020年1月以降で最も高い月間取上げ額となった。それでも2019年の水準を3分の1以上下回っていた。

・賭け事は友人に誘われてカジノに飲みにいく時にチラッとやる程度で、ほとんどしないのですが、「ゲーム収入」と書くとシンプルに収益なんですが、それがプレイヤーの「負け」だって思うとすごいですよね。
それほどまでにして人は刺激を求めたり、一攫千金を狙っているということなのでしょうか?
朝の早い時間にYoutubeやSNSを見ることでアドレナリンが生成されて、それだけで何かを達成したように感じてしまい、その日ずっと疲れてしまうとか、アドレナリン中毒のようになり、軽い刺激をずっと求め続けるようになってしまうとも物の本で見かけたことがあります。
そうやって中毒になるからカジノはダメだと言われることも多いのですが、それによってもたらされる観光や、税収は莫大なものになり、メルボルンなどはそれによって街中を走るトラムが無料だったり、結局は金を掘るのか、ツルハシを売るのかどの立場でものを見るのかで物事は大きく変わりますね。

【最後に】

赤いクルマを買おうと思ったらやたら赤いクルマがたくさん走って見えるみたいなことってありますよね?
こどもを育てているからこそ、子育てのことや、娘が10歳になるからこそジェンダーだなんだなんてことがやたら目につくし、不動産いいのないかなーって探しているから不動産のニュースばっかり気になるのかもしれません。
というわけで、いつも通りだいぶ偏った内容ですが5月もどうぞよろしくお願いします。
それでは皆様、今日も元気な1日をお過ごしください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?