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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月5日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

変数と定数。
世の中にある変えられるものを変数と変えられないものを定数。
そう呼んだりする。
私たちの身の回りには変数のフリをした定数が多くある。
他人の気持ち、考え方、社会のルールなど。
変えられるように見せるのがうまい。
だから人は無駄に頑張る。
そして変わらないことに文句を言ったりする。

無理だ。変わらない。
どれだけ文句を言っても無駄だ。

言葉が通じない国にやってきて自分の無力さを知った。
全くの未経験の業界に飛び込んで能力の限界を感じた。
人間関係が壊れ、些末なことだと思っていたことがそうじゃないことを理解した。

自分ができること。変えられることに注力する。
それだけで人は「自分らしさ」を取り戻すことができるようになる。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)総裁が、中央銀行が今年中に利下げに踏み切ることを再確認したことで、ウォール街は堅調なスタートとなった。

ナスダック100種株価指数は0.4%上昇、S&P500種株価指数は0.3%上昇した。10年物国債利回りは2ベーシスポイント上昇したものの、直近4ヵ月間の高値からは大きく離れており、ブルームバーグのドル指数は下落幅を拡大し、1日の下落幅としては約4週間ぶりの大きさとなった。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■ロンドンの高級住宅所有者、高値で購入するも売れず

・2014年に購入したロンドンの一等地の不動産所有者は、それ以来、家の価値が横ばいになっている。

不動産会社ハンプトンズの分析によると、価格上昇がピークに達した2014年にロンドンの最も高価な10の郵便番号で住宅を購入した人のうち、その後数年間で住宅を売却した人はわずか3%に過ぎない。イングランドとウェールズでは2014年の住宅購入者の11%が家を売却しており、ロンドン全体では7%である。

■テスラの中国市場シェア縮小が世界的苦境をさらに悪化させる

・イーロン・マスクが率いる自動車メーカー、テスラ・インクは、EV需要の世界的な減速に直面し、四半期ベースで過去最大の売上高未達成に陥る中、世界最大の自動車市場である中国でも着実に地歩を崩している。

アジア最大の経済大国である中国で消費者心理が弱まる中、前例のない地域間競争に直面しているテスラの市場シェアは、2023年第1四半期の10.5%から12月終了四半期には約6.7%まで縮小している。

■「すべてを手に入れた」シドニー周辺郊外の力強い成長を予測

・3月のメルボルンの住宅価格上昇と地方の住宅価格下落により、ビクトリア州の住宅購入価格は大都市よりも地方の方が手頃になっている。

また、2つのスピードで進む不動産市場により、州都の一般的な住宅価格が印紙税を支払う必要のない60万ドルの上限を超えたため、一戸建て購入者が地方の町や都市に目を向けている兆しもある。

プロップトラック社の最新の住宅価格指数によると、同市の住宅価格の中央値は過去1年間で約18,000ドル(3%)上昇し、612,000ドルとなった。

【最後に】

25年前にウォーターフロントに家を買った人が、そろそろリタイアして家を売ろうと思うと話してくれた。
聞けばつい先日並びに建つ家が高額で売れたという。
その額なんと購入価格の5倍。

25年前、オーストラリアの金利は目が覚めるほど高かった。
それを懸命に働いて返してきたから今がある。
決してただの運だとかラッキーだとかで片付けられるものではなく、これまでの継続と努力の結果だろう。

その場にいて、その可能性に気づいてそこに全力を尽くすことができたかどうかがキーポイントだ。
別に不動産投資を始めようだなんていうつもりはない。
ただ、自分の人生を何に投資するか。
どんなことに情熱を傾けるかが大事。
Hard Work Pays Off. 自分にとってPay Offされるものはなんだろう?
お金?時間?それとも人間関係?

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