脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月11日
オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
頭の中をめぐる思考、感情。
紙の上に書き起こされていない、誰かの耳に届けられていない言葉はまるで真空パックのお惣菜。
誰の目にも触れないし、匂いも温度も届かない。
スーパーの陳列棚に並んでいるレトルト商品のパッケージを見て勝手に味を想像しているのと変わりない。「あの人はあぁいう人だから。」とレッテルを貼られても仕方のないこと。
頭の中、真空パックに詰まった思い、感情はいくつありますか?
それはいつ誰にどんな形で表現されて、届けられますか?
家族を大事に思う気持ち、今日あった嬉しい気持ち、人に言われて嫌だった悔さ、寂しさ、喜び。
行動が伴わない感情や思考は側から見るとないものになってしまう。
相手がエスパーか何かでない限り。
仮に言葉にしたって、行動に移したって100伝わりっこないのだから。
伝えたい、知ってほしいこと、自分の中で明確にしたいことがあれば書き起こしてみよう。独り言でもいい、言葉にしてみよう。
オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】
米国株式先物は、年初に強かった物価上昇率がいくぶん緩やかになると予想されるデータを前に、ほとんど変動がなかった。国債とドルも堅調だった。
エコノミストの予測では、3月の消費者物価は前月比で0.3%上昇した。これは過去2ヵ月と比べれば一歩後退となるが、連邦準備制度理事会(FRB)関係者がさらに低い数値を求めるには十分ではないかもしれない。
チューリッヒ・インシュアランスのチーフ・ストラテジスト、ガイ・ミラー氏は、「予想を大幅に上回る数字が出れば、FRBがこの夏に利下げを行うかどうか、また9月に行うかどうかに疑問符がつくだろう」と述べた。この場合、FRBの利下げはさらに遅れることになり、「過去12ヵ月間、FRBは大幅な景気拡大を続けてきた。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■テスラの株価が急騰、マスク氏のロボットタクシー宣伝に投資家が乗る
・イーロン・マスクが8月にテスラ社のロボットタクシーを発表すると発表したのは、かつて飛ぶ鳥を落とす勢いだったテスラ社の失速を食い止めようとする明らかな試みだった。
テスラの株価は、同社が4月2日に貧弱な四半期納車台数を報告する前からすでに沈んでいた。その数日後、ロイター通信は同社がより安価な電気自動車の計画を棚上げしていると報じ、株価はさらに下落した。マスクの曖昧な否定は功を奏さず、株価は先週、S&P500種株価指数で今年最悪のパフォーマンスを記録した。
そこで最高経営責任者は、新製品をちらつかせてシナリオを変えるという、試行錯誤の末にたどり着いた。株価は金曜日の後場の取引で急上昇し、月曜日のニューヨーク午後1時14分には5.3%上昇した。
■アップル、中国シフトでインドのiPhone生産高が140億ドルに達する
・アップル社は昨年度、インドで140億ドルのiPhoneを組み立て、生産台数を倍増させた。
米ハイテク大手は現在、主要デバイスの14%、つまり約7台に1台をインドで生産していると、この件に詳しい関係者は述べた。
アップルは、地政学的な緊張が高まる中、長年の中国への依存を減らす努力を加速させている。中国は依然として最大のiPhone製造拠点であり、最大の海外市場でもある。しかし、ファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies Co., Ltd.)などのライバルの台頭や、職場で外国技術の使用を禁止する動きが広がっていることで、アップルの収益が急落している場所でもある。
■チャンス到来 注目の不動産スポット
・一握りの郊外では、売りに出されている住宅が急増し、物件探しが減少しているため、買い手にとっては、より多くの住宅をより少ない人数で競い合う機会が生まれている。
PropTrackのデータによると、いくつかの郊外では、売りに出されている物件数が1年前の同時期に比べ倍増している。
同じ期間に、これらの郊外での物件検索は減少しており、需要の高まりと値ごろ感の緊張が特徴的な市場において、購入者の競争が緩和していることを示している。
【最後に】
「卵を一つのカゴに盛らない。」というのは何も投資の話だけではない。
政治と経済のワシントンとニューヨーク、製造業の中国とインド、会社員と副業という収入の柱。
製造コストが上がったらインドの次はアフリカ大陸だろうか。
世界は徐々に人口の増える国、経済規模が大きくなる国にシフトしている。
日本はどうなるのだろう、自分が住んでいて、子どもたちが育っていくこのオーストラリアはどうなるのだろう。
どう考えても製造コストが高すぎるから製造業は来ない。
観光と教育、資源だけでやっていけるのだろうか。
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