オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳＆まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

「オーストラリアの金持ち父さん」
ご縁があって、オーストラリア、クィーンズランド州南東部で30年以上不動産投資をしているという事業家さんとお仕事をさせてもらうようになった。
最初は兄弟とジョイントで小さな不動産を買うところから始まり、徐々に価格や場所を広げていき、ブームになる前のUEAに移り住み11年、またオーストラリアに戻ってきた。
彼は各地で知り合った人たちに、時には自宅に50人もの人を呼んだりして投資の大切さを普及している。
素晴らしいご縁をいただいたなと感謝しかないし、何よりも自分自身がそんな風に人が喜ぶようなことをしているようになりたいと決意を新たにすることができた。
まずはやっぱり身近にいる人、手の届く範囲にいてくださる方々にそれを届けていこう。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し４店舗、３事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が８割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ

https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

パウエル議長の議会証言を控え、トレーダーはさまざまな経済データを読みあさりながら、ハイテク株3銘柄が下落し、株価は圧迫された。

株価は、特にメガキャップのバリュエーションが高すぎることへの懸念に拍車をかけ、悪材料に直面した際に大きく動く可能性のあるグループとなった。アップル社は中国でのiPhoneの苦境が深まり、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ社はアジア諸国への人工知能チップ販売で米国の障害にぶつかった。また、テスラは中国での出荷台数が伸び悩み、暴落の幅を広げた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■ブガッティ、フェラーリ、1,200万ドルのメルセデスなど、カー・オークションが1億8,000万ドルを突破

・業界トラッカーのK500、ハガティ保険、オークションハウス自身がまとめたデータによると、今週末のフロリダでのクラシックカー販売額は、4つのオークションハウスで速報値として1億8610万ドルに達した。

この数字は、フロリダ州アメリア島にあるボナムズ、ブロード・アロー、グッディング＆カンパニーと、400マイル南のマイアミにあるRMサザビーズの間で売り手が分かれた2023年のピーク、1億7800万ドルを上回った。予備的な数字は、オークションのライブの数字を反映したもので、3月5日時点の週末の取引が含まれている。オークション終了後の継続的なセールスが最終的な数字を押し上げると予想される。

■移民への怒りが米国労働市場の労働者ニーズをかき消す

・全米の企業は何年も前から同じことを訴えてきた「深刻な労働力不足を緩和し、アメリカ人がやりたがらない仕事を埋めるために、もっと移民を受け入れよう」と。

パンデミック（世界的大流行）時代の激動期、移民が南部国境を越えて押し寄せたとき、その流入は、この10年の終わりまでに1兆7500億ドルの未実現経済生産高につながる可能性のある問題に対する潜在的な解決策のように思われたかもしれない。

労働許可証を取得する資格のある新参者たちは、政府の官僚主義に圧倒され、許可証の確保に苦労している。

■過去1年間で住宅価格が20％上昇した地域

・住宅価格はここ数ヶ月の鈍化の後、再び力強く伸びている。地域によっては1年前と比べ20％以上値上がりしているところもある。

これは主に7.1％上昇した首都圏が牽引したものだが、地方圏も過去12ヶ月で3.9％上昇するなど、力強い伸びを示している。

価格が上昇しているだけでなく、全国的にも新たなピークを迎えている。

クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の不動産価格は、毎年2桁の伸びを示し、過去最高を記録している。

これらの市場の強さは、住宅価格の年間上昇率が最も高いオーストラリアのSA4地域を見れば明らかだ。SA4地域とは、オーストラリア統計局の基準で人口10万人から50万人までの地域を地理的に分割したものである。

上昇率上位のほぼ全ての地域がこの3州であった。

【最後に】

ブリスベンのオリンピックが決定してからというものブリスベン近郊の価格上昇には目を見張るものがある。
近郊というのにはもちろんゴールドコーストも含まれている。
ブリスベンがメルボルンを抜くかもしれないなんて噂が出るほどその勢いと期待は高い。