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10分でわかる海外ニュース 2024年2月29日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

「やってみる。」って大事だ。
当たり前だし、今更感は満載のことで申し訳ない。
日本で働いてくれているスタッフは高卒で入ってきてくれた人もいれば、もうすぐ定年を迎える人もいる。パートアルバイトを含めると全員で約30名。
今、彼らには自由に語って、転んできてもらうようにしている。
特に去年入ってきてくれた2人にはことあるごとに伝えている。
そんな彼らが自由に発言することを各店舗の店長たちに受け入れてほしいとお願いもしている。
目の前で若手がのびのびと発言し、失敗しているのを見て中堅どころが意識して変わり始めている。
固定概念がないからこそできる発想力や行動力を示してくれるのが本当にありがたい。
「子どもを育てるより、大人を変える方が難しい。」
ただ、大人は子育てをしながら多くを学ぶからこそ、仕事を通してそんな経験をしてくれたらいいなと色々やってみている。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ

https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

金融政策の行方を左右する経済データの発表にトレーダーが備えているため、ウォール街の米株先物は軟調なスタートとなった。

S&P500とナスダック100は約0.4%下落した。欧州では、投資家が最新の決算を消化したため、ストックス600指数は小幅に下落した。消費財メーカーのレキット・ベンキーザーは、売上高が減少したと発表し、2008年以来の12%安となった。ASMインターナショナルNVは、チップ機器メーカーの収益見通しが期待外れだったことから下落した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■香港、高額所得者への課税を20年ぶりに引き上げ

・香港は、財政赤字削減を目的とした意表をつく動きとして、高額所得者への課税を20年ぶりに引き上げる。

4月から2段階の税制が導入され、500万香港ドル(64万ドル)までの所得は最高15%、それ以上は16%で課税される。現在、すべての個人の税率は15%が上限となっている。

ポール・チャン財務長官は水曜日の年次予算演説で、この動きは約12,000人(納税者の約0.6%)に影響すると述べた。

■アップルの自動車プロジェクト中止は、AIとヘッドセットへの投資が急務であることを意味する

・自動運転車の計画を断念したことで、アップル社は数十億の潜在的収益と、ある幹部が "究極のモバイルデバイス "と呼んだものを販売するという夢をあきらめようとしている。ジェネレーティブAIや複合現実型ヘッドセットなど、他の大きな賭けでその差を埋められることを期待している。

アップルは火曜日にこの岐路に立たされ、従業員に自動車プロジェクトの終了を告げ、スタッフの一部をAIへの取り組みに配置転換した。この決定は、今後の進め方をめぐってトップと取締役会が数カ月にわたって熱狂的な会議を重ねた後に下された。最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズとプロジェクト責任者のケビン・リンチは、15分足らずの会議で約2,000人のチームにこのニュースを伝えた。

■借り手は固定金利住宅ローンに早く飛びつく危険性がある

・準備銀行がそう遠くない将来に金利引き下げを開始する可能性を示す新たな兆候として、金融機関は固定期間付き住宅ローン金利にナイフを突きつけている。

しかし、住宅ローンの返済を固定化しようとする家計は、数ヶ月以内に現金金利が低下し始める可能性があると予測される中、将来の貯蓄を逃すリスクがあると専門家は警告している。

モーゲージ・チョイスのブローカー、ルーク・カミレリ氏によると、一部の金融機関は6%を下回る固定金利を提示しており、これは市場で競争力のある変動金利の住宅ローンと同水準だという。

「毎週、金利変更の最新情報が入ってきており、固定金利が下がってきているところも確かにあります」と彼はrealestate.com.auに語った。

【最後に】

徐々に固定金利が下がってきている。
特に投資家ローンは自宅用よりも割高だからこそ、10月に固定金利の見直しが迫る自分にはこのニュースはありがたい。
もちろん中には6%以上の固定金利で契約した人もいただろうから、そういった人たちはほぞを噛む思いでみているに違いない。
今年の10月には一体どれくらいになっているだろう。




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