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自己紹介

吉岡太郎、といいます。1978年生まれ、この写真のような公団で育ちました。

大学は情報系の大学でC言語やらアルゴリズムやらをまなびつつ、地元のSOHOの会社で、CDROM制作のアルバイトをしてました。当時のMacromedia Director、Flashをつかったオーサリング、Photoshopを使った写真補正とか大学で経験することより多くのことを学びました。

新卒ではとあるSIerに入社したのですがいろいろあってその年の年末には退社し、当初の希望であったwebサイト制作会社に入社。webディレクター兼Flasherとして様々なクライアントの案件を手がけました。エンジニアリングの知識があったので、モバイルサイト制作案件が次第に多くなっていきました。DoCoMo505i向けのFlashlite制作とかもやったなあ…。

仕事に慣れてくるにつれ、もっと専門的な知識を磨きたいと思い、Netyear社に転職しIAとして様々な大規模サイトの設計や、UXDディレクターとしてwebディレクター的な業務を行いました。
今ほどUXという言葉が普及していない頃から、UXフロー(カスタマージャーニーマップ)やペルソナなど設計し、クライアントに提案するという仕事を行っていました。最初はユーザービリティとUXの違いがわからなかったのですが、仕事をこなすに連れ全く違うものだと理解したりとか、懐かしい。

そんな自分に転機が訪れます。当時自分の提案を定量的に測れないことのジレンマを抱えてました。RTmetricsとかSiteCatalyst(今のAdobe Analytics)とか使ってましたが、ユーザー単位のログ解析ができるような設計になっておらず、なかなかUXの効果を図ることが難しかったんですね。もっとデータドリブンに施策を提案できるようになりたいと思ってたところに、初代Xperiaや、iPhoneなどスマホがリリースされ、スマホシフトの波がやってきました。
そのタイミングでグリーに転職し、内製プロダクトの開発ディレクターとしてデータドリブンに施策の効果を見るという仕事につきました。

最初はSNS開発を担当してたのですが、徐々に新規プロダクトを担当するようになり、データドリブンの限界を感じるようになりました。
データドリブンは1を増やすのが得意なのですが、0から1を作るアプローチとしては不向きです。ゼロイチを生み出す力をつけたい、と次第に思うようになりました。

そしてリクルートジョブズに転職したのが2013年、今から5年半前です。こちらでも内製プロダクトの開発ディレクターや新規プロダクトのプランニングなど行っていました。社内の新規事業コンペティションの運営側を担当したりもするうちに、ゼロイチプランニングのアプローチの仕方を理解していきました。理解していくとともに、自分の中にそこまで人生をかけられるプランってあるんだっけ、と自問自答するようになりました。
やがて、プロダクトを手がける側から、もともと空いた時間でやっていた社内IT環境を整備するマネジメント業務にシフト行きました。

・開発環境、CIまわり
・コミュニケーション基盤
・ナレッジデータベース
・データ基盤

これらの運用設計・ガバナンス整備、新ツール導入ワークフロー整備・ツール教育などなど。セキュリティ要件を満たしながら改善を進めていきました。

現在はリクルートマーケティングパートナーズに籍を移して、社内IT環境のデザインを行っています。というのはジョブズではもうかなり完成された状態まで持っていけたからです。


今回そういった経験を世の中に発信していこうと思い、noteに「社内ITのデザイン帖」というマガジンを作りました。
ツールの進化は早いので細かなTipsというよりは、業務フローを改善するためのアプローチの仕方などある程度普遍的な知見を共有していきたいと思っています。

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