絵描きを志す高校生の為の進路note

本noteは将来プロの絵描きを目指している高校生に
【後悔しない学校選択】をしてもらいたいと思いから執筆しました。

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高校2、3年生といえば進路を決めないといけない時期ですよね。
その中で、イラストの専門学校か美大か迷ってる方って多いと思います。


人生を決める選択をするわけです、その中であまりにも美大や専門学校の情報が少ない。
というよりも、情報が多すぎてどの情報を信じていいのかわからない。


ネットで調べても、その学校の都合のいいことしか基本書かれていないためら、学生の生の声が少ない。
実際に僕の周りでも、この学校に入らければ良かったって後悔してる人も少なくないです。


僕は、絵描きを志す高校生の皆さんには学校選びで後悔してほしくない。
そこで、少しでも進路に悩む高校生の助けになればと思い
僕の絵描きの友人達の協力を仰いで
専門学校と、美大についての【生の声】を集めました。


中途半端な情報を書くわけにはいかないので、幅広く多くの人に話を伺いました。
現役のイラストの専門学生、美大生。
そして専門学校、美大を卒業して現在プロで活動してる方。

このnoteを最後まで見てくれるかどうかわからないので、お話を伺った
皆が口をそろえて言っていた大事なこと二つを先にお伝えします。


それは、【オープンキャンパスには絶対行くこと】、【そして同期が超大事だということ。】この2つです。
これは超重要なことなので後述します。


今回、現役の学生の方と現在プロの方にお聞きしたのは6つです
1.専門、美大に行くメリット、デメリット
2.絵は上手くなるのか
3.絵の仕事につけるのか
4.プロになってみて、学生時代の経験が生きているか
5.もし、自分が高校生にもどったらどういう選択をするか
6学費

では1の専門、美大に行くメリットデメリットからお話しします
1専門のメリット
・科が多いからいろんな人がいる、機材が豊富
・私立だから、お金という面でかなり強い。、最新の液タブがレンタル無料だったり、ソフトが無料で使えたり。
デメリット
・学費が高い
・意識の低い同期が多い 
現役の方のお話だと20人クラスで授業に参加してるのが5人とか6人、課題の提出率もかなり低いそうです。

先ほど、同期が大事って話をしたんですけど、絵の学校に行っているわけですから
絵を描く友達が欲しくて通いたいと考える方も多いと思います、ですが専門学校に通ってる現役の人は友達があまりできていない人が多かったです。

理由は、周りとの温度差が一番の理由でした。授業中ゲームしたり、課題を提出しなかったり。

専門学校を考えている方で、私は授業にはちゃんとでるし、課題も出すから大丈夫って思う方多いと思います。


しかし、その中でモチベーションを保つのはかなり難しいということを頭に入れておいてください。
周りの友人が、「課題とかいいからゲームしようぜ」とか「明日の授業はさぼって遊び行こうぜ」みたいなこと言ってきたらあなたは抗えますか?

その中で「俺は作品作るから」と言って断れますか?僕は無理です笑

意識が低い同期が集まってしまう最大の理由は倍率が低いからというのが理由だと思います。
大学も行きたくないし就職もしたくない、とりあえずアニメは好きだからイラストの専門学校に入っておこうみたいな。

倍率が高い学校よりも低い学校の方がその傾向は強くなります。
言い方は悪いですが、だれでも入れてしまうので。
同期は運だよ、と言われることがあると思いますが確率は変えられます。

美大のメリット・デメリット
メリット
・高い倍率を勝ち残っているから、絵がうまい人が多い
・入学したときには連載してる人がいた
・目指してる人もいるし、上手い人が多い


あとこれは、大学と専門の決定的な違いだと思うのですが

専門学校は専門的なスキルを学びに行く場所です。例えばアニメーションだったり、デジタルイラストだったり。

大学は自分が何をしたいか考える猶予期間、つまり一つのことを専門的に学ぶのではなくいろいろなことを学びます。
ですので、まだやりたいことや好きなことが明確でない人は、大学の方がお勧めです。

高校の間に自分がやりたいことが明確なことってかなり稀だと思います。
僕も高校の時は野球やってましたから笑

これが自分のやりたいことだ!と思っても他の分野に飛び込んでみたらそっちの分野の方がより、自分に合っていたなんてこともよくある話ですのでまずは自分が興味あることを手あたり次第手を出していくことをお勧めします。

美大デメリット
・絵が上手い人が多いから病みやすい
・私立は学費が高い初年度200万
・合計680万~800万
逆に国立はかなり安い
年間60万円
4年間240万
・授業料免除などの特典もある

2.絵は上手くなるのか
美大
ある程度かける人、という前提で授業が行われる。
デッサンとかはやるが、こうすればうまくなるみたいな技術的な指導をすることはほとんどない
専門
クリップスタジオの使い方、みたいに初期からやってくれる

3.絵の仕事につけるのか
美大
就職できないは嘘です。
就職できないんじゃなくてしない人が多いだけなので、美大に入ったら就職できなそう・・みたいな感じで美大受験を躊躇う必要はありません。

専門
就職率100%をうたっているところが多いが、イラスト関係に就職しているのが100%とは言っていないのが罠です。
イラスト関係が6割、全く関係ないところに就職してる場合が4割だったりするので、内訳をちゃんと調べてみましょう。.

4.プロになってみて、学生時代の経験が生きているか
学生時代の同期の人に背景をお願いしたり、イラストのお仕事をもらったり、お願いすることが多いそうです。

同期のレベルが大事という話をしたんですけど、周りの同期のレベルが高いとプロになる人が多い。
自分がプロになった後、周りの友達も絵で仕事をしているといろいろな面でかなり助かります。そういう意味でも倍率の高い学校に行くという選択はベターな選択ともいえるかもしれません。

5.もし、自分が高校生にもどるなら
美大に行った人は、もういちど同じ選択をする人が大半で
専門に行った人は半々ぐらいでした。

結論
自分が後悔しない選択をするためには、オープンキャンパスには絶対に行ってください。
もっといいのは、そこの学生さんから学校のことを聞いてください。

なるべく先生がいないところで、授業とか課題とか就職のことを聞きましょう。これが一番生の声ですから、

自分がやりたいことがまだ明確じゃない人は、大学に行くのが賢い選択かも知れません。

専門というのは自分が進む道を決めるということです、もし自分がまだやりたいことが明確じゃないのに、その道を決めてしまったら、後悔することもあるかもしれない。


あとがき

本note【絵描きを志す高校生の為の進路note】はこれで以上です。

このnoteが、高校生のだれか一人にでも役に立って、後悔する選択を減らすことができれば本望です。

もし、何かわからないことや聞きたいこと等がありましたら
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