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ジャングルで生まれた格ゲーの赤ちゃんが「格闘ゲーム」を知った日

友人に誘われてなんとなくスト6を買ってから何カ月か経ちました。

それまで完全な格ゲー初心者だったのに、まさか同時期に出たティアキンを完全放置してスト6をやり続けることになるとは思いませんでした。しばらくやって「プラチナくらいを人生の最終目標にしよう」と思ってたのにその後も地味にモチベが続いておりダイヤ2の現在、「マスターになるまでは頑張ろう」という目標が日々の生活を支える原動力になっています。

なお一緒にスト6を買った友達は半分くらい辞めました。なぜ。

ブランカちゃん一筋プロフィール

思うにこれは最初にブランカというキャラを選んだのが僕の場合はよかったように思います。「真面目に波動拳や昇竜拳なんて撃ちたくねーしウホウホ回ってたほうがおもしろそう」という不純な動機でしたが、結果的にそれがジャングルの真髄と合致。真面目に波動拳撃ってる人にほど刺さる非合理的ウホウホプレイとなって、そこそこ勝てたのが「へー。結構オモロやん」という気持ちにつながって今に至っていると感じます。逆だったら「クソが!」って言ってすぐ辞めてたかもしれない。

「とんでとんでとんでとんでとんで回って回って回って回るゲームおもろ」。それが僕とスト6の出会いだったのですが、最近になってとうとう飛んで回ってるだけだと勝てなくなりました。飛んだり回ったりしてるやつを勢いよくはたき落としてしばきあげるのが「格闘ゲーム」だったからです。

あらゆる対人ゲームがそうですが、自分がただ回りたいという気持ちをおさえ、相手の行動を見て有効な行動をすることが勝利には求められます。これまでは向こうもエンジョイ勢なのでブランカちゃんのグルグルに「うわーなんだあの回転はわからんー!」と言って目を回してひっくり返ってくれたのですが、ダイヤ以降のプレイヤーは全員回っているやつの倒し方を武井壮に教わってきています。

いうなればスキルと経験を兼ね備えた兵士(ソルジャー)です。持って生まれたジャングルフィジカル1本で通用するのはここが限界だと悟りました。巨大なゾウや熊も銃を持った人間には勝てない。彼らは「格闘ゲーム」とはどういうものかを“知っている”からです。

まだ格ゲーを知らないころ、プロの試合を見てるとお互いじりじりそのへんでしゃがんだり虚空に向かって小パンを打っていたりして「なにその動き。全然格闘技っぽくないじゃん」と感じたことがありました。そこに1秒の何十分の1といった単位での駆け引きや読み合いがあるということがよくわかってなかったからです。

最近、自由奔放にぐるぐる回るのを少し控え、相手と一緒にしゃがんだり虚空に向かって小パンを打ってみるようになりました。相手の中足が届くか届かないかの距離を出たり入ったりしてみるようになりました。

ジャングル感のかけらもなくなってしまいましたが、なんか前よりもっとスト6が面白くなりました。「あ、みんなこれやってたんだ」と思った。

ローリング2万本くらい撃ってようやく「格闘ゲーム」の入り口に立てた気がしています。こういう「気付き」がある感覚、ゲームに限らずなんかずいぶん久しぶりな気がして嬉しく、嫌いだった座学やトレモもようやくやってみようかなという気になりました。(やるとは言ってない)

最近の悩みは、あんま人気ないキャラのせいでブランカちゃん講座の動画が全然ないことです。上級者の皆さん、再生数欲しいからってケンの動画とかJP対策とかばっか作らないでブランカちゃんの動画もどうかよろしくお願いします!

最近だとあくあさんのモランカ動画がめちゃくちゃ丁寧で素晴らしかったです。頑張れ!広島TEAM iXA!

以下、マシュマロ返信です。引き続きなんでもお寄せください。そういえば始発待ちラジオとか過去の配信の切り抜き動画とかちょっと作りたいなという気持ちがありまして、「あそこ面白かった」みたいなのあればぜひ教えてください。いつか何かの参考にさせていただきます。


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