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原油短期的に過大評価、下落は続く

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これは現在のブレント原油先物と6ヶ月先の先物とのスプレッドのチャート。通常遠い先物は維持費やインフレなどの理由で価格が高くなるのだが、大寒波などの影響で原油需要が増し、原油市場では今バックワーデーション(近い先物の方が遠い先物よりも価格が高い状態、コンタンゴの逆)が起きていてスプレッドが+3.2になっている。

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ブレント原油の2022年までの先物価格表、見ての通りバックワーデーションが、起きている。

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WTI原油も同様にバックワーデーションが起こっている。

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ブレント原油の日足チャートを見てみると、比率の短いMACD(6.13.4)とMACD(12.26.9)ともにデットクロスしていて売りシグナル。RSI(14)はまだ50を割ってはいないが、だんだん下がってきているので下落トレンド。

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比率の短いAroon(7)を見てみると、まだ下落トレンドは示していないが、アルーンアップが下がり、上昇トレンド終了。比率が短いのでトレンドを早くキャッチできるがその分騙しシグナルも多いので注意。Aroon(14)はアルーンアップが下がってきているが、アルーンアップはまだ70以上なので一応まだ上昇トレンド。

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ブレント原油はとりあえず25日移動平均線をターゲットに下落を続けるように見える。

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ブレント原油のネットポジションはまあ普通。

結論WTI原油もブレント原油も短期的に下落しそうに見えるが、ブレントの方が、現在の先物と6ヶ月先の先物とのスプレッドの開きが広いのでブレント原油の方が下落すると思う僕は預言者ではないので間違いを犯すこともある、損切りルールはちゃんと守って取引する。テクニカル的なトレンドが変わったら損切りする。


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