見出し画像

【交流重賞の旅2018~第18章~】7/11(水)大井11R ジャパンダートダービー(20:05発走)【1万円勝負馬券も公開!】→回顧更新しました!

本日は大井競馬場にてジャパンダートダービーが行われます。

中央の3歳芝路線は日本ダービーにて頂点が決まるわけですが、一方のダート路線はこのジャパンダートダービーが頂上決戦。

JRA勢にとってダートのトップが集結するレースが一応ユニコーンSならば、地方勢は各地のダービー。

その勝ち馬や上位馬が挙って集結し、地方と中央の激突となるのが今回のジャパンダートダービー。まさに3歳ダート統一王座決定戦ともいうべき一戦です。

もちろん、それは名ばかりではなく、芝路線とは異なり地方勢にも十分出番があるレース。昨年はヒガシウィルウィンが東京ダービーを制した勢いそのままに、このジャパンダートダービーも制覇。中央勢を一蹴してみせました。

今年もJRAからはユニコーンSの上位2頭を含む7頭、そして地方からは東京ダービーの覇者ハセノパイロを筆頭に実績組が参戦してきました。

早速ですが、ジャパンダートダービーの過去5年の傾向を見て行きましょう。(カッコ内は勝ち馬)

【ジャパンダートダービー 過去5年】

2013年 1→2→5番人気 3連単 4,840円(クリソライト)
2014年 2→1→6番人気 3連単 4,920円(カゼノコ)
2015年 2→1→6番人気 3連単 4,980円(ノンコノユメ)
2016年 4→3→1番人気 3連単22,780円(キョウエイギア)
2017年 5→4→2番人気 3連単28,450円(ヒガシウィルウィン)

過去5年はご覧の通り。

これは再三再四お伝えしているが、近年の交流路線は波乱傾向が増している。

当レースも例外ではない。過去5年の3連単配当を見れば明らかで、少しずつながらも配当は増している。上記をご覧いただければお分かりの通り、キレイに5年前から配当額が上がっているのだ。

最大のポイントとなるのは、中央勢の主力級がステップとするユニコーンS組の扱いではないか。

ユニコーンSの勝ち馬の当レースの成績と馬場を見ていただきたい。

2013年 ベストウォーリア 3番人気5着 良馬場
2014年 レッドアルヴィス 不出走    やや重
2015年 ノンコノユメ   2番人気1着 不良馬場
2016年 ゴールドドリーム 1番人気3着 良馬場
2017年 サンライズノヴァ 1番人気6着 良馬場

ご覧の通り、どちらかといえば人気を裏切ることが多い。

唯一ユニコーンS~ジャパンダートダービーの連勝を決めたノンコノユメは、当レースが不良馬場で行われた影響も大きかったように思う。

東京ダート1600m→中央競馬らしいスピードと末脚を問われる舞台

一方、

大井ダート2000m→地方競馬らしいスタミナと持久力を問われる舞台

まるで異なる競技が行われるわけで、その異なる競技をともに制することは、例えば2005年に両レースを圧勝し、その後ダート界の頂点を極めたカネヒキリ(今回出走するテーオーエナジーの父)くらいの抜けた能力なくては厳しいのでは。

今年はルヴァンスレーヴがユニコーンSを圧勝し、恐らく今回も人気を集めることになる。デビュー以来5戦4勝2着1回とほぼパーフェクトな戦歴を積み重ねてきた同馬が、果たして中央地方の適性の壁を越えてこの舞台でも好走することができるのだろうか?

先週は全国各地に大きな被害をもたらした雨だが、今週の大井の予報を見る限りはほぼ良馬場確実。地方競馬らしいスタミナと持久力を問われる競馬になりそうで、その舞台への適性を考えることが、的中への第一歩となりそうだ。

それでは、3歳ダート統一王座決定戦、ジャパンダートダービーの結論へと向かいたい。

ここから先は

3,007字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?