大井

【交流重賞の旅2017~最終章~】12/29(金)大井10R 東京大賞典(16:30発走)→最終結果および回顧を更新しました。

一年間続けてまいりました、交流重賞の旅。いよいよ最終章です。

前回の兵庫ゴールドトロフィーは◎グレイスフルリープが4番人気で1着、3連単7,610円×600円的中。

秋の中盤で連敗を喫するなど一時期は不調に陥った旅路でしたが、ココに来て調子は急上昇。

兵庫ジュニアグランプリ ◎ハヤブサマカオー 1番人気1着
浦和記念 ◎マイネルバサラ 5番人気1着
クイーン賞 ◎アンジュデジール 2番人気2着
全日本2歳優駿 ◎ダークリパルサー 4番人気4着
名古屋グランプリ ◎トップディーヴォ 4番人気2着
兵庫ゴールドトロフィー ◎グレイスフルリープ 4番人気1着

と、ご覧の通り本命馬はほぼ確実に好走をしており、回収率も再び127%まで上昇して参りました。

◆ここまでの成績:第39戦終了時点
 39戦11勝(4ガミ※) 的中率 38.5% 回収率 127.6%  
 購入 390,000円 払戻 497,600円 収支 +107,600円

そしていよいよ締めくくりの東京大賞典!  この大一番を的中させ、笑顔で年末年始を迎えられたら最高ですね。

というわけで、過去の傾向を見つつ予想へ。

まずは上位3着までの人気と3連単の配当です。(カッコ内は勝ち馬)

【東京大賞典 過去5年】

2012年 2→3→1番人気 3連単  2,940円(ローマンレジェンド)
2013年 1→2→3番人気 3連単   560円(ホッコータルマエ)
2014年 1→2→8番人気 3連単   10,170円(ホッコータルマエ)
2015年 3→1→6番人気 3連単  8,650円(サウンドトゥルー)
2016年 5→1→2番人気 3連単 10,780円(アポロケンタッキー)

過去5年はご覧の通り。

これは多くの交流重賞でたびたび言い続けてきたことだが、近年のダート路線は確たる主役が不在。かつてのホッコータルマエ、スマートファルコン、カネヒキリ、ヴァーミリアンといった、展開や馬場不問の圧倒的な存在はいなくなり、ちょっとしたことで着順がすぐに入れ替わる

JBCクラシックを4番人気で制したサウンドトゥルーがチャンピオンズCでは2番人気に支持されながらも11着と惨敗したのはその典型で、走るたびに暫定王者が誕生しているに過ぎない現状。だからこそ、安易に前走を過信しすぎず、各馬の本来の能力を見極め、今回走る条件が揃っているかを精査することが重要になる。

それはデータからも明らかで、東京大賞典の配当は以下の通り、近年は波乱傾向だ。

~東京大賞典の3連単配当~

2007~2013年 5,000円以下6回 10,000円以上1回
2014~2016年 5,000円以下0回 10,000円以上2回 

ご覧の通り一目瞭然。ホッコータルマエがまだまだ元気だった2013年までの7年間はほぼ堅い配当が続いていた。だが、ここ3年は万馬券が2度、残る1回も3連単8千円台の配当と、それなりに波乱も望める、馬券妙味のある一戦となっている。

今年も近年の例にもれず波乱含みで、3連単のオッズは前売り段階で1番人気の組み合わせが既に30倍超。2007~2013年までの7年間は3000円未満の配当での決着が実に5回もあったのだが、今年に関して言えば前売りの時点で、

「そんな安い組み合わせは存在しない」

という状況。

”交流重賞=堅い決着ばかり”

この先入観はもはや捨てなければならない。きちんと展開を見極め、各馬の個性を見極めた先に的中が待っている。これは各馬の能力を比較し、展開を考え、真剣に予想する立場から言えばありがたいことで、それだけ大きな配当をまとめて獲れるチャンスが増えているということなのだ。

そんな新時代に突入した交流重賞。

そろそろ、2017年の締めくくりとなる東京大賞典の結論へ…。今シーズンのラストを飾る、渾身の◎本命馬は……

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