【交流重賞の旅2018~第16章~】6/27(水)大井11R 帝王賞(20:05発走)【1万円勝負馬券も公開!】
本日は大井競馬場にて帝王賞が行われます。
昨年は◎ケイティブレイブが出遅れ万事休す…と思いきや、直線は一転、ハイペースに乗じての差し切り勝ち。浜松のホテルのロビーで歓喜した相性の良いレース。
今年の交流重賞は全くと言っていいほど結果が出ていないが、そろそろ逆襲の狼煙を上げたいところ。
※なお、昨年より発走時刻が5分早まり、20時5分発走となっているのでご注意ください。
早速ですが、帝王賞の過去5年の傾向を見て行きましょう。(カッコ内は勝ち馬)
【帝王賞 過去5年】
2013年 3→1→4番人気 3連単 3,850円(ホッコータルマエ)
2014年 3→1→5番人気 3連単 7,470円(ワンダーアキュート)
2015年 1→4→5番人気 3連単 4,010円(ホッコータルマエ)
2016年 5→1→2番人気 3連単 6,900円(コパノリッキー)
2017年 6→5→1番人気 3連単 20,400円(ケイティブレイブ)
過去5年はご覧の通り。
さすがに地方ダートグレードの最高峰だけあって、おかしな馬がいきなり走ったりすることは少なく、過去の勝ち馬を見ても広く名の知れた錚々たる顔ぶれ。今年もそれなりの馬たちによる、それなりの格式高いレースになりそうだ。
もっとも、多くの地方交流重賞同様に当レースも、
”近年波乱度が増している”
ということは確か。
過去には圧倒的人気馬がスンナリ勝利…ということも多く、スマートファルコンやヴァーミリアンといった歴史的名馬クラスの馬が1倍台の人気に応えて勝利していたが、そんな景色ももう過去のものだろう。ゼロ年代を彩った名馬たちはとうの昔に引退、2010年代、とりわけその後半のダート戦線はまさに戦国時代。今年も主役不在の混戦模様だ。
これが一つめのポイント。
そして、もう一つのポイントは、
”JRA所属馬の出走枠拡大”
ではないか。
2016年から6頭→7頭と枠が広がったことにより、より可能性のある馬が増え、結果として以前よりレースが難解になった。また近年は今回地方の大将格リッカルドのように、まだ活力のあるうちに中央から地方に移籍する馬も増え、それに伴いより混戦に拍車がかかっている。
2011年には3連単290円というガチガチな決着も見られたが、それも昔の話。馬券的なことを言えば、どれだけ絞って勝負するか…がポイントではなく、むしろ勇気をもって手を広げることの方が重要になっているとすら思える。
一昨年は好位追走~早め先頭でコパノリッキーが押し切り。昨年は出遅れて万事休すと思われたケイティブレイブが”まさかの”差し切り。
展開や馬場ひとつで大きく様相が変わる大井ダート2000mを舞台に、果たして今年はどのようなレースが繰り広げられ、どのような結末を迎えるのか。
2018年、上半期のダート戦線を締め括る大一番、そろそろ結論へ……
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