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もうHikakin TVじゃない?子どもたちが好きなYouTuberの変化を現場で感じている僕の考察

子ども向けオンライン動画制作教室「FULMA Online(フルマオンライン)」を運営するフルマの齊藤です。

日々小中学生と接していると、子どもたちの動画に対する好みが変わってきていることを肌で感じています。

今回は「YouTuberって子どもに人気なんでしょう?」とざっくりとしたイメージを持っている方に、子どものイメージするYouTuberが変わってきている件について考察を交えて紹介していきたいと思います。

4年前、圧倒的王者ヒカキンさん

僕が4年前にYouTuber Academy(現在のフルマオンライン)をつくったとき、子どもたちに対して「YouTuberで誰が好き?」と聞くと50%以上が「ヒカキンさん!」と答えていました。

それ以外にもフィッシャーズさん、水溜りボンドさん、はじめしゃちょーさん、など現在トップで活躍している方々の名前がたくさん挙がっていました。

しかし、ここ1,2年で子どもたちの好きなYouTuberに変化がでてきていることを非常に感じています。

ゲーム実況熱の高まり

2年前あたりからでしょうか。まずマイクラ実況の人気が高まってきました。去年あたりから急激にチャンネル登録者数を増やしたまいぜんシスターズさん、マイクラをやっているお子さんがいる方は、かなりの確率で知っていると思います。

そこから徐々にフォートナイト熱が高まってきて、今ではマイクラよりもフォートナイト実況の動画を見ている子が多い印象です。

ヒカキンさんは現在も子どもたちにとって偉大な存在ですが、見ているのはHikakinTVではなく、HikakinGamesのゲーム実況動画の方です。

このように大人がイメージする、自分の姿を撮影するようなザ・ユーチューバーに対する子どもたちの熱は、徐々にゲーム実況者へと移行してきています。

このような背景もあり、フルマオンラインではゲーム実況に対応することで、子どもたちのやりたいことを叶えております。

子どもからの人気は変化が激しい

たった数年のうちにコロコロ人気のYouTuberが変わっていきます。当然人気度合いが100から0になることはなく、人気な人は子どもたちの憧れであることは変わりませんが、子どもから人気 = 子どもが今見ているは成り立たないようです。

子どもたちは成長していくので、小学生だった子は中学生になり、中学生は高校生になります。

こうして徐々に見る世代が上がっていくため、固定で同じ人がずっと見る、というのはなかなかハードルが高いようです。

一方、ずっと同じターゲット(子ども)に見てもらおうとすると、一定の年齢になると、今まで見てくれていた子どもたちが見なくなります。(ターゲットからズレるため)

よって、子どもを対象にすることは、再生数は稼ぎやすいですが、長く動画を見てもらうという視点から考えるとハードルが高いカテゴリーなのかなと感じています。

実際チャンネル登録者は多いが、直近の動画の再生回数は少ない、みたいなケースは一定数みかけます。

クオリティの時代に突入

芸能人の参入によって、クオリティの高い動画が非常に増えてきました。特に最初から放送作家を入れたり、チームを組んで動画をつくっている方が増えており、あっという間にチャンネル登録者を増やしています。

今後、子ども向けの動画もプロがどんどん参入し、よりレベルの高い動画がアップされるようになるかと思います。

特にゲーム実況の場合、見たことがない方は「どうせゲームして喋ってるだけでしょ?」ぐらいに思うかもしれませんが、レベルの高い動画はもはや映画です。

先程紹介したまいぜんシスターズさんの動画は本当にすごいです。
初めて見た時、本当に脱帽しました。

先取りできた人にチャンスがある

子ども向けの動画は、変化が激しい。
しかしそれは人気な人が固定化されないということです。

マイクラからフォートナイトに人気が移ったように、次の人気を察知し、先に取り組んだ人にはチャンスがあるかもしれません。

個人的にはROBLOXの可能性が高いかな、というのが現時点での印象です。
国内ではフォートナイトですが、海外ではROBLOXが大人気。

直近では米欧を中心に毎日約3620万人が遊んでおり、日本を含むアジアの利用者も540万人います。更にユーザーの50%が12歳以下、というモンスターゲームです。まもなく上場するとも言われており、更にユーザーが増えていきそうですね。

ちらほら子どもと話していても、ROBLOXやってる子もでてきているので、数年後に爆発するかもしれません。(あくまでも予想ですが)

最後に

子どもって興味分野がコロコロ変わっていくから面白いですよね!

僕らは常に「子どもたちのやりたい!をカタチに」というミッションを実現するために、必死で子どもたちに食らいついて、勉強しながらコンテンツを開発をしています。

もしうちの子、最近こんな動画見ているよ!などがあれば教えてください(^^)

では!


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