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きのうの雨は『線状降水帯』?

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きのうは一日ほとんど休みなく激しい雨が降りました。
みなさんのお住まいの地域は被害や避難はありませんでしたか。

私の地域では雨の量がかなり多かったので、家の前の田んぼがみるみるプール状態になり、エリアメールも午前10時前から午後2時頃まで何度も通知が来て、避難勧告も出ました。

台風の時期には、河川の氾濫や崖崩れなどのニュースを目にしますが、ここ何年かの間に、『線状降水帯』という言葉をよく聞くようになりました。

「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」

(出典:気象庁『雨に関する用語』)

きのうの雨はまさしく『線状降水帯』だったのかなと思います。

私の家はまわりが田んぼなので、降った雨は田んぼに溜まり道路が冠水したり用水路が溢れたりすることはありませんでした。

しかし、宅地開発が進み田んぼが毎年すごい勢いで埋め立てられている娘の家のまわりでは、今まではある程度の雨水を吸収してくれていた田んぼがなくなり、行き場を失った雨水がいつ道路や子どもの通学路を冠水させるかわかりません。

子どもは好奇心のかたまりなので、学校の行き帰りに用水路に傘を突っ込んだり流れる水の速さを実感したくて木の葉を投げたりしますよね。(小学校の頃の私がそうでした😅)

そうちゃんも魚を見るのが大好きなので、用水路にでっかい鯉やメダカやイモリがいたことをママに話すことがあります。娘は「学校の行き帰りに、用水路を覗き込んだり遊んだりしたら絶対にダメだからね」と何度も言っています。

本当に子どもも自分の命は自分で守ることを繰り返し教えておかなければいけないと思います。


雨は夕方一旦小降りになり、夜も小雨が降り続きました。

何でもバランスが大切ですが雨にしても、少し降り方の加減をしてくれたらいいのですが、自然相手では加減してくれることはありません。

今たくさん降っても夏に全く降らなかったら今度は渇水が起こり取水制限になります。

先日、電力会社から6月から値上げすると通知が届いていました。節電しながらなんとか夏を乗り切らなければいけませんが、夏の暑さを考えると梅雨期もある程度の期間は必要と思います。

きのうのような雨は要りませんが渇水も非常に困ります。やはり何事もバランスが大切と言うことでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございます。
きょうもステキな一日を✨

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