見出し画像

お野菜を契約栽培する「ラグリ」のこと

目次

Ragriについて
CSAとは
Ragriの特徴
Ragriの使い方
Ragriのメリット
オススメ農家さん
今後の期待

Ragriについて

みなさんRagriってご存知でしょうか。
Rakuten + Agriculture で Ragri。ラグリと読みます。
Ragriは、日本の農業を救い、農業を通じて日本を元気にしていくという、楽天の新しい取り組みです。

Ragriでは、日本の農業の衰退や農家さんの減少に待ったをかけるべく、
新規就農者のサポートをしたり、安定した収入を得られるような仕組みを作っています。
ボクたちのようなユーザーとは、ITで農家さんと繋げ、新しい農業ビジネスを構築しようとしています。

ボクは半年ほど前に知って、現在もRagriを利用しています。
個人的に、環境省でアンバサダーをさせていただいたり、農家さんを訪ねたり、自分で畑をし始めたりしていることもあり、Ragriの取り組みが良い形に発展していってくれたらな、と思い、これまで使ってみての感想をまとめてみたいと思います。

Ragriのサービスの説明自体は、公式サイトに詳しくあるのでそちらをご覧くださいね。



CSAとは

Ragriよりもずっと前から、農家さんの生活を安定したものにし、支えていこうというシステムに、CSA(Community Supported Agriculture)というのがあります。その名の通り、地域で農業を支えていこうという考え方で、20年ほど前からアメリカやヨーロッパなどで広まっているそうです。
農家さんが安定した収入を得られるように、お野菜のお世話代や収穫予定のお野菜の分の金額を、農家さんに先払いしていくシステムです。そして農家さんだけでなく、サポートする地域の人たちも、新鮮なお野菜を得られたり、豊作となった場合はよりたくさん受け取れたりするというメリットがあります。


Ragriの特徴

これまでのCSAに対して、RagriはITという強みを活かして、サポートできる人が、地域の人だけでなく全国の人に広がるのが大きな特徴です。また、多くの農家さんが、無農薬・無化学肥料の有機農法をしているのも一般的なスーパーで買う野菜と違い特徴と言えると思います。


つまり、Ragriとは、IT(スマホ)を使って、農家さんやRagのサポートする新規就農者さんと出会い、お野菜の栽培と収穫お届けを、前払い(月額払い)する形でサポートし、日本の農家さん・新規就農者さんを応援し、ボクたちユーザーは、旬で新鮮なお野菜をいただくことができるサービスです。


Ragriの使い方

ボクたちがすることは、まず、楽天会員になるところからです!(笑)

そして、Ragriのホームページから、栽培をお願いしたい野菜、または栽培をお願いしたい農家さんを決めて依頼します。
農家さんとは小さなSNSのようなつながりもあり、メッセージをやり取りしたり、彼らのプロフィールなども観ることもできます。

無事に収穫を依頼したら、Myファームという画面上の畑が出来ます。この畑に水をやったり虫を採ったりしながら世話をすると、少しずつ野菜が成長します。ちょっとゲーム的な要素を取り入れている感じです。そして、同時に依頼した農家さんが実際の畑を世話してくださり、成長が進むと、畑の写真を送ってきてくれたりします。

無事に収穫されると、宅急便でお野菜が届きます。ボクは一度だけ収穫ができなかった時がありました。昨冬は天候が悪くお野菜の価格が急騰したことを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、まさにその時期のものです。その場合は、なんと楽天スーパーポイントで、支払った分の料金が戻ってきます。


Ragriのメリット

まず、旬のお野菜が、有機農法など自分が選んだ農法で作られ、新鮮なうちに届くのは、一般的なスーパーでは得られないメリットだと思います。
そして、環境省でのアンバサダーとして、農家さんを選んで、サポートできること。これが結果的に、新規就農者の方や日本の農業をサポートし、国内自給率を上げ、輸入による無駄な輸送エネルギーを減らし、地球環境問題への貢献に繋がることも、メリットとして挙げたいなと思います。


オススメ農家さん

そんなわけで、ボクが個人的に、栽培をお願いした中でですが、オススメ農家さんを紹介します!

知花 壮一郎さん
石垣島出身の知花さんは、ボクが初めて栽培をお願いした農家さんです。なぜ知花さんだったかというと、その時にボクの大好きなルッコラの栽培をお願いできるのが知花さんだったからです(笑)。
そして、そんなことを知ってから知らずか、昨年、東京の代々木公園でのイベントに出かけた際、Ragriがブースを出しており、農家さん数名も招かれていた一人が知花さんで、対面することができたのです!!今までスマホでしか見たことのなかった農家さんが目の前に現れるのは、本当に、街で偶然有名人を見かけたような嬉し恥ずかしさがありました(笑)。実際に会って話す知花さんを見て、栽培をお願いして間違いないと確信しました。その通りルッコラは大量に収穫され、現在はトウモロコシの栽培をお願いしています。
https://agriculture.rakuten.co.jp/farm/connect/farmers/85

二宮 江さん
二宮さんには、華まどんなの栽培をお願いしたのですが、届いてそのクオリティの高さに驚きました!食べたことのない美味さに感動しました。さらに、二宮さんは、初めてRagriのSNS上で、「一緒にがんばりましょう!」とメッセージをくださった農家さんです。ボクはいまいちRagriのSNS機能を利用しておらず、こちらから農家さんにメッセージを出すことにためらっていましたが、こうして農家さんからメッセージをくださるというのは、Ragri初心者にとってはとても嬉しいのではないでしょうか。しかも、二宮さんの畑リポートは、いつも華まどんな愛に溢れていて、毎回、あー一緒に栽培できて良かったなあと感じました。
https://agriculture.rakuten.co.jp/farm/connect/farmers/29

日野 正一さん
ひのいちご園の日野さんにはいちごの栽培をお願いしました。なぜ日野さんにお願いしたいと思ったかというと、自己紹介動画が、いちご愛に溢れていたからです!あーもう絶対日野さん美味しいいちご作ってくれるよ、と動画を観て直感でお願いしました。届いたいちごは、開封する前から甘酸っぱい香りが漂い、ひとつぶでリッチなデザートになるほどの美味しさでした。ぜひみなさんにも食べていただきたいです。
https://agriculture.rakuten.co.jp/farm/connect/farmers/65


今後の期待

実は、ボクがRagriを始めてからも、Ragriはどんどん進化しているようです。ホームページのトップページもたった半年で何度もリニューアルしているし、Ragri契約農家さんも続々と増えています。依頼できるお野菜の種類も増えるでしょうし、少しずつ、Ragriの目指している形に近づいているのかもしれません。

そんなRagriに個人的に希望を言うとすると、やっぱり、サポートするのはお野菜そのものでなくて農家さんかなということ。依頼をするときも、野菜の栽培をお願いするのでなく、この農家さんをサポートしたい!という気持ちに応える選択肢を増やしてもらえたらな、ということです。

実際、依頼した葉野菜が10束ドーンと届くとかなり戸惑います(笑)。そうでなくて、サポートしている農家さんから定期的に、旬のいろいろお野菜セットが届く方が、なんか、嬉しいかな。不作豊作も込みで。


周囲に「ボク、知り合いの農家さんから毎月旬のお野菜が届くんだよね〜。」って言えたら、ちょっとドヤっとできるし(笑)、満足度も高まるのではないかなと。


この想いがRagriに届くとともに、Ragriの目指す「日本の農業を救え!」の想いが、より多くの方に届きますように。

ありがとうございます


Ragri



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?