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スポーツを事業にすることについて

今日は休日当番。暇なので久しぶりにマネ日記書きます。自分でテーマを見つけたので、それについて考えたことをつらつら。

働く時間は1日のうちで相当長い。どうせ働くのなら、自分しかできない仕事がしたい。もうだいぶ長く歯医者の仕事してきたけど。

私は開業歯科医の親の元に生まれたので、幼稚園入る前から洗脳されて、そのまま歯科医師になりました。子供の頃からお嫁さんになれるとは全く思っていませんでしたが、歯科医師にはなると思っていました。
実際なってみると、
別に私じゃなくてもいいんじゃないか?と思います。なぜかというと、歯科医師の仕事はやることが決まっていることが多くて、アイデアや独創性なんてほとんど必要ないからです。
私の旦那さんの仕事は病院勤務の内科医です。旦那さんに、医者の仕事むいてると思う?って聞いたら、医者の仕事は特別すごくできなくても、真面目である程度勉強できる人ならできる。と、言っていた。
うちらの息子は医者にも歯医者にもならなかった。自分の好きな道をいけばいいよと言っていたら、今年の春から会社員になる。資格はない。どんな大学を出ても企業に入れば同列だ。実力で生きていくしかないんじゃないか。

先日行きつけの近所の飲み屋さんで、私、スポーツで仕事したかったなと言ったら。すかさず、それは無理なんじゃない?あんたくらいは無理だと思う。特別な才能ないひとは資格とって、生きていくしかないんじゃない?
と、旦那さんにキッパリ言われた。まあ、そうだよね。マラソンこんなに長年かなり一生懸命やっているのに、マラソンで稼ぐことはできない。歯科医の免許は学校に6年行けばとれるのに。すごく不思議だ。

スポーツを事業にするのはものすごく難しいのだ。

昨日、すぎちゃん先生のグループレッスンのための紹介文を作っていた。

そのときに
早稲田大学トライアスロンチームの練習メニュー作成、コーチ。国体、日本選手権出場。2020年富山の大会で、日本社会人選手権水泳競技大会のバタフライ標準記録突破。

と、書いて、これはどのくらいの割合なんだろうと聞いてみました。
2017年度の公益財団法人日本水泳連盟の報告。


社会人選手権÷25歳以上の水泳人口

10万人に4人。
この社会人選手権大会に出れるのは大人の水泳人口25000人に1人の割合です。10000人に1人の美少女コンテストに選ばれるより難しいのです。
ランネットによると、
サブスリーの割合は
男性3.1%女性0.4%です。
水泳と、マラソンを比較するのは難しいです。水泳人口に比べたら格段にマラソン人口が多い。でもマラソンのレベルと水泳のレベルは水泳のレベルが高そう。ファンランはいてもファンスイム少なそう。

日本社会人選手権水泳競技大会に出れることは、相当レベル高くないと出れないのだ。ランナーのサブスリーレベルでは出れません。
これくらいの力があるのだから、この方をスポーツで食べていけるような社会でないとさすがにそれはまずいんじゃない?という気がする。もちろん指導者は人気商売で、教え方のうまさ、人柄、いろいろあるだろう。でも、資格なくても、実力ある人が食べていける社会であって欲しい。もうそうなっているのかな。

ちなみに

富山県は泳ぐ人は100人あたり6.64人。人口の割合でいくと、富山県は20位。まだまだですね。


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