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3月の企画です


秩父の香本博さん、大鹿村の青木連さんによる二人展
「木霊(こだま)する‐ブナの元で‐」を開催します。

中川村、たろう屋のミニギャラリーにて開催します。
会期 3月3日㈮~19日㈰ 火曜定休
会場 たろう屋
長野県上伊那郡中川村片桐2877-4
連絡先0265-88-4111  
11時~18時 

二人の作家が描いた、とあるブナの木。
その理由を実際に絵を見て感じてもらえたらと思います。

香本博さんからの
メッセージ

【音楽 -巨樹の元で-】
キャンバスにアクリル、多種水彩 
P30号(91×65cm)
大鹿村に在る二本のブナの巨樹の印象です。
リニア新幹線送電線設置に伴って、
周辺の森が裸にされ掘り返されて
朽ちていく危険にさらされています。
寄り添って演奏しているのは、
(右)ミャンマーの人が弾くビルマの竪琴。
(左)ロシアの少年と、
大鹿に乗ってフルートを吹くウクライナの女性。
福島311流木から作られたヴァイオリンで演奏した
ヴァイオリニストも参加しています。
少年が巨樹を抱くように、両手を広げて耳を澄ませています。
樹木が大地から恵(水分や養分)を吸い上げる音が
「聴こえる」のです。
コロナ禍、戦争や不安情報(音)は、耳鳴りするほど
聴こえてきますが、長い長い時を経て
恵みの循環を繰り返してきた自然界に心を向ければ、
見えてくる、癒しの音が「聴こえる」かもしれません。
つなぐ命、広がっていく根・・いのちの連鎖に感謝して。

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