山根太郎

サンワカンパニー代表取締役社長。HEAD契約ベテランテニスプレーヤー。二児の父。200…

山根太郎

サンワカンパニー代表取締役社長。HEAD契約ベテランテニスプレーヤー。二児の父。2008年関学大経済学部卒、伊藤忠商事入社を経て、2014年からアトツギで現職に。 主な著書『アトツギが日本を救う』(幻冬舎)

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『変わってるね。』は褒め言葉。

自分が受けてきた教育の話をすると驚かれる事が多い事と子供達の教育について悩む事が多く、最近、帝王学って何なのかという事を考えます。 そこで現時点で何となく達した結論の二つが、 ①変わり者でいる事に慣れる②仕事というものに対する概念 ではないかと思っています。 まず先日、長男の小学校の参観日に参加して強烈な違和感を感じたのがキッカケなのですが、 先生が問題を出します。 一番に『はい!』とウチの長男が手を挙げて答えて正解します。 先生が次の問題を出します。 また長

    • 思いの宿ったプレゼント

      もし今、自分の会社に新入社員の山根太郎が入社して来たら、きっと面倒くさいと思う。 根拠もなくプライドが高くて、生意気、挙句の果てに無理矢理に酒を飲ませてきた先輩の胸ぐらを掴む。(笑)そのくせに下戸だから潰れて飲み会の度に誰かに自宅まで送ってもらう。 でもそんな僕を暖かく育ててくれてチームの一員として働く事の楽しみを教えてくれたのが、商社時代に大阪で最初に配属された部署の方々。 課旅行の幹事で帰りの電車のチケットの日付を間違えてて2時間も真冬のホームで皆さんを待たせたり、

      • それで熱狂してると言えんのか?

        テニスの試合を観戦していると時々ラケットを投げつけたり、破壊してしまう選手がいる。サッカーなんかでもダービーや代表戦ではラフプレーによる小競り合いが起こる。それを見て人は「子供も見ているのに恥ずかしい。」「スポーツマンとして最低だ。」なんて言ったりする。 それ自体は個人の意見なので肯定も否定もしないけど、道具を壊したり人に掴みかかったりすることが良いことではないことくらい誰しもが知っている事を前提とすると、周りが見えなくなるくらい熱くなっている、いや熱くなれている状態を見て

        • パパ、お金って使うと増えるねんで!

          昨年末、6歳になったばかりの長男が言った。 「パパ、お金って使うと増えるねんで!」 パパは嬉しかった。代々家業を営む家系の長男として6歳で既に『金は天下の回り物』という事を幼いながらに感じとっている。天才なんだと。 毎年我が家では、お年玉は全て親が管理して口座に入金した上で、500円玉だけ長男と次男それぞれに渡して好きな物を買わせるようにしている。 先日子供達が早速500円玉を使いたいと言うので、買い物に連れて行くと、長男は自分でなんとか計算しながら、まだ3歳の次男は

        『変わってるね。』は褒め言葉。