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スパロボ再現動画の作り方(4)

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
そちらの時間はどのあたりでしょうか?
その昔、”おはこんばんちは”なんていう言葉もあったな、と朝から考えていたのでこんな出だしになりました、オタ神です。

さて、前回記事ではプールを底から二つに割るために、マグネブロックを使ってそこを作り、中心から32ブロック離した両端にひっぱりブロックを配置して起動する、という話を書きました。
あれだけ書いたのにまとめると一文になるって、如何に中身がないかがわかりますねw

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ひっぱりブロックはキャラクターが起動させるとマグネブロックを引っ張るわけですが、プールの底を左右に同時に引っ張る、しかもそれをプールの位置にいて撮影しなければいけない。そうなりますと、ひっぱりブロックにくっついている訳にはいかず、遠隔で二つのひっぱりブロックを同時に起動しなければなりません。この為に用意されているのが”スイッチ”という一連のアイテムです。

スイッチ各種のご紹介

スイッチ(ややこしいがNintendoSwitchの話ではない)には、機能が異なるいくつかの種類がありますが、いずれも下記の点で共通の機能を有しています。
1.スイッチを入れることで、スイッチの効果範囲にある各種装置を起動させることができる。
2.スイッチが起動させることができるアイテムは、各種灯り、ドア、罠、兵器、各ひっぱりブロック、とおざけブロック、他のスイッチ(ルールあり)。

この様な機能を有するスイッチは、設置位置、効果範囲、起動させる方法の違がある複数の種類があります。
・床スイッチ:床に置かれる四角いスイッチ。踏むことによって起動する。主人公やNPC(Non-Player Character:主人公以外のゲーム内キャラクター)モンスターなどが踏んでも起動する為、罠と関連付けて使用したりに有効。撮影などでタイミングが命の機構で使用すると、他のNPCに勝手に踏まれて、思った通りの映像が撮れなくなったりも致します。。。効果範囲はスイッチを中心に水平5×5ブロック、上下3ブロック。

床スイッチ

・壁スイッチ:壁に設置するスイッチ。踏むことはできず、ボタンを押して起動する。効果範囲は床スイッチと同じく、スイッチを中心に水平5×5ブロック、上下3ブロック。壁に設置されているため、他のキャラクターが踏むこともなく、主人公しか押すこともできない。他の要因による誤動作を避けることができる一方、モンスターへの罠には不向き。

壁スイッチ

・リモコンスイッチ:床に置かれる三角形のスイッチ。床スイッチとは効果範囲が異なり、三角を矢印に見立てたその指示方向1ブロック幅で15ブロック先までを効果範囲としています。長い距離を離して作用をさせたい時には必須のスイッチです。

リモートスイッチ

・リモコンスイッチ(上・下):壁に設置する三角形のスイッチ。上向きと下向きの2種類がある。リモコンスイッチと同じく1ブロック幅で指示方向に15ブロック先までを効果範囲とします。このスイッチによって、はるか頭上や足下の装置を起動する事が出来、立体的な機構を組むことができます。

リモート上

スイッチの活用

これらのスイッチを使って、中心から32ブロック離れたふたつのひっぱりブロックを動作させようとすると、どのような組み合わせが必要でしょうか。私はこういう伝達機構を便宜上「回路」と呼んでいます。
ひとつのアクションをきっかけに2方向に起動の指令が伝達されて行く回路をくみ上げていくことになりますが、まずはスタート地点。
床スイッチとリモートスイッチ2つを以下のように設置します。

回路1

床スイッチの効果範囲は、先にも述べた通り、左右5ブロックですから、床スイッチから1ブロック離したところまでのスイッチをすべて起動させます。このことによって、左右それぞれに向いたリモートスイッチが作用し、2系統に指令がわかれていきます。
各々のリモートスイッチの先は、15ブロック先まで指令は届きますが、中心から32ブロック先のブロックには、まだ届きません。中継が必要です。
このゲームの仕様なのですが、同じ方向に向いたリモートスイッチを二つ並べた場合には、指令が伝達されません。(▷▷はダメ)この為、リモートスイッチの向きを変えるか(▷△なら伝達する)、床スイッチをひとつ挟んで次のリモートスイッチに繋げる(▷ ■ ▷)かの方法をとります。こうして、延長、方向転換などを挟み、双方のひっぱりブロックに指令が届く下図のような回路を組んでいきます。

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こうして、真ん中の床スイッチを踏めば、左右のひっぱりブロックまで指令が伝達され、プール底のマグネブロックが左右に割れるようになります。割れたプールを元に戻そうと思えば、ひっぱりブロックと同じ位置の上、もしくは下にとおざけブロックを配置し、同じようなスイッチ回路を配置するのですが、プールオープン用の回路とクローズ用の回路はが近すぎると、床ブロックのところで指令が混線してしまいますので、少し遠ざけます。今回のプールの場合は、例えばオープンする回路はプールの南側、クローズの回路は北側、というように分けて配置してあります。

プール俯瞰01

まあ、あとはこれらのスイッチ類を地上に出しておくと、NPCやモンスターが勝手にスイッチを踏んだりして、場合によってはひっちゃかめっちゃかになることもあるので、地下に埋めてしまいます。見た目もその方がすっきりしますし。

プール俯瞰02

地下に埋めるにあたって、地上から操作しなければいけないので、分岐前の床スイッチに対して、下向きのリモートスイッチを壁に設置してスタートとします。

下向きスイッチ

さてさて、ようやっとこれでプールの底ができました。次はプール底から出てくるマジンガーZを作っていきます。

開放


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