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それは苦手なことだった。

子供の頃から絵をかくのが苦手だった。今でも全く自信がない。目にしたものや思い描いたものを手を動かして現出させることができるなんてすごいと思う。
手なんて思うように動かないよ。
そんな訳で芸術的なものやアートに関するもの等は見るだけで、自分が手がける事なんかは絶対ないと思っていた。

大きな転機のひとつは、PCで扱える画像ソフトと出会った事。
思ったところに思った図形が置ける、というのは、手が思うように動かない私にとっては非常に大きいことで、”描く”というよりも”置く””配置する”という作業に近いと感じています。後はソフトの使い方を学べば学ぶほどできることも増えていく訳で、その辺りも性に合っていたかもしれません。これが技術面の話。

もう一つの転機は、イベントごとに関わるようになって、画像を作る機会を得た、ということです。
機会を得るというか、当初は自分がせざるを得なくなった、という方が正確で、やれポスターだ、やれフライヤーだ、やれチケットだ、ほれホームページを作れ、ブログをかけ、CDのジャケットだ、となると何らかの画像は作らなければいけない訳で、人手の少ないメンバーでイベントを回すとなると、何でもやらなければいけない訳ですよね。そういう流れで、これまでに、そこそこの数を手掛けてきました。別に今でも自信があってやっている訳ではないですが、それでもやってできないことはない、というレベルまでは来ているのかな、と自分では考えています。

そうなると、”いいもの”に目が向きますね。
参考にもしたいですし、何よりも”これどうやってるんだ?”という好奇心が刺激されます。物を作るには”いいもの”とたくさんみるのが大事だなぁ、と感じております。

そんなこんなで、できることも増えてきて、今でも必要に迫られて画像をいじったりしている訳ですが、もう”苦手”とは思っていない自分がいて、やや驚いている今日この頃でした。
なんでもやってみるもんだなぁ。。。

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