(株)ゆめみの勉強し放題制度を使ってキャラクターデザインを勉強してきた(後編)

導入

前編にて、【片桐裕司・キャラクターデザイン講座 東京】に参加してきた話を書いたのですが、この講座に参加する前の私と、参加したあとの私は別人と言っても過言でもない。

何故ならば今の私は、

1. 猿のキャラクターに、
2. 凶暴な系統の魚(鯖系)のキャラクターを足し合わせて、
3. 高貴さを感じさせる鹿を合わせる
4.そのキャラに歳を取らせて落ちぶれさせるが目の光は失っていない
5.最後は何故かサイボーグ化してロボットになる

というキャラクターの造形をライブで実演する事ができる人間というものが存在することを知っている私だからである。

ということで、彫刻セミナーの最後に買ってきた道具と粘土を使って同じことをやってみた。

同じ人間、できないことはあるまい。また、できなくても何も怖くない。

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事前準備として、粘土をビニール袋に入れてシャトルシェフに投入、柔らかくしておく。
調理器具に若干の匂いがついて後で奥さんに怒られるかもしれないという心配より、今、先生のライプスカルプティングのイメージが残る状態で復習することを優先する。

自分で決めたルール

・資料は探してから見ても良い。
・片桐先生の作品は見ない。
・時間は片桐先生の実演と同じ位の時間とする。(合計で2時間程度)
・雰囲気を掴めればOKとする。
・ディティールにはこだわらない。作り込まない。

さて、どうなるか。

1. 猿のキャラクターに、

チンパンジーの写真をみながらそれっぽいものを造形していく

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・マズルは大きく
・唇を薄く
・眼窩は前向き

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・首がない
・肩は内向き
・耳は大きく、、、

で、こんな感じに。ここまでで40分、なかなかいいペースではなかろうか。

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気持ち的には作り込みたいところだが、次に進むことにする。

2. 凶暴な系統の魚(鯖系)のキャラクターを足し合わせて、

・眼窩を浅くして
・目をでかくする
・まぶたはつけない
・口も魚っぽく変更
・鰓呼吸にして
・ヒレもつけよう

あっ。鯖系にするの忘れてたけど、猿っぽい魚人の完成。

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ここまで約1時間、どんどんいくよ。


3. 高貴さを感じさせる鹿を合わせる

鹿っぽさの要素を足し合わせていく

・マズルを伸ばして、
・目の上の骨を強調する
・袋角をつける
・目をセクシーに
・ヒレを耳っぽいヒレに変更

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正直言って、これ超上手くね?
昨日見た実演のおかげで、どんどん手が進む。すげぇ。

1時間30分経過


4.そのキャラに歳を取らせて落ちぶれさせるが目の光は失っていない

・肉を落として骨ばらせる
・マズルの下に肉を盛る
・身体から筋肉を落とす
・角を一本取る
・片目を潰す

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ここまで1時間45分くらい。

、、、やっべ俺、天才かも。

5.最後は何故かサイボーグ化してロボットになる

ここまですんなり行けたらもう大丈夫やろ。
もうこれで完璧なことできたら来月辺りからは私もセミナーでも開催しようかな。。。。

こんなん、アレや、昨日先生がやってたことやればええんや。

・エッジを直線的にする
・動く部分にスリットを入れる
・モールドを入れる、、、
・シリンダーぽい造形でも入れてみるかな、、、。


、、、あれ?思ったように上手く行かないな、、、何故だ。。。

30分後、、、。



、、、どうしてこうなった???
鹿の要素はどこに、、、。

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これ、どっちかって言うと、カモとか恐竜の要素入ってるじゃん。。。
いや、でもテーマ言ってないから子供にはまだ評価してもらえる可能性がワンちゃんあるし。。。

「バング先生、ワタシハ、コレデ完成ト言ワレテシマッテモ、イイノデショウカ。。。」

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「適当でええんじゃ、適当で、土壇場こそ、な」

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いざ、お披露目

「長女ちゃん、次女ちゃん、どや!これ!」

「、、、小学生が考えたキメラみたい、、、。」
「ふーん。いいんじゃない?」

「、、、。」

結論

プロ向けのセミナーに素人が参加したら、カモロボットを作ることができるようになる!クェー!!!

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