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独り言⑬

本日、3月28日に亡くなった、元旦那さんの
お母さんに、お線香をあげに行ってきました。

告別式へは残念ながら行けず、孫である娘1人で行ってきてもらい、私は後日ということで、
本日やっと、お線香をあげに行けました。

まだ四十九日前ということで、
お骨が置かれた祭壇。
その横にそっとお花をお供えし、
お線香をあげて、手を合わせました。

何やらテンションの高い元旦那さんが、
後ろで娘と話をしていたので、
私は手を合わせて、心の中で何を伝えたいか、
後ろの話に気を取られて上手く言えませんでしたが、
孫である娘を見守って欲しい。と
それだけは伝えました。

結婚して、離婚して、離婚した後。
ずっと迷惑かけっぱなしで、
何も恩返しが出来ずじまいで。
お位牌のお顔を見て、
色々と思い出し
寂しい気持ちになりました。

元旦那さんもやはり、無駄にテンション高いのは、
ふとした時に思い出しては、辛くなるそうで、
仕事していた方が、気が紛れると言っていました。

その後、元旦那さんのお父さんは留守だったので、私たち3人で食事にでも行こうかと、
リビングの方へ場所を移した時に、
私の心はザワつきました。

お父さんがいつも見ている、テレビの上の壁に、
沢山のお母さんの写真が、貼ってあったのです。
お母さんが入居していた、
特別老人ホームの方が、
毎月のイベントの時の写真を
撮っていてくれていたようで、
お誕生日会
運動会
お花見
クリスマス  等
楽しそうにしている写真が月の順番に、
綺麗に画びょうでとめられ、
一番端には、
A4サイズくらいの大きめの
お父さん、お母さんの2人のツーショット写真。
それを見て涙が溢れてきました。

しかし、

私が泣くと、みな悲しくなると思い、
その場は堪えました。

きっと、誰も知らない二人の人生が、
そこにはあるのだと。

切なくて、寂しくて。

この場をおかしりして、

心からご冥福をお祈りします。


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