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何を売るのか(5/14(火)第9回Mtg@表参道)

GWを挟んで前回から1ヶ月近く空いてしまいました、お休みはしっかり休む派のHarvest and Ladybugです。

今日はインドのテキスタイル代理店の方と布のお話をしてきました。布の話が始まるとめちゃ作ってるっぽいですね〜。
これはインドの縫製工場で作られている物で、こういう物を使うと原価はけっこう高くなっちゃうとのこと。まぁそうですよね。
僕個人の意見としては(チームではなく僕の意見です)ソーシャルグッドな〜と謳っていて、SDGsにのっとった活動をしていきましょうと言っているので、例えばカンボジアとかミャンマーとかの縫製工場と一緒に雇用を創出しながらやっていく……というのは、ストーリーとしては結構わかりやすいのではないかなと思っていました。
が、当たり前ですがコストが高くなるんですよね。
そりゃそうですよね。輸送費がかかるってだけでもそうですし、他にも費用はどんどん乗っかっていきます。
原価が高くなるとどうなるかって言うと、売値はもっと高くなります。
僕らは啓蒙活動をやっていかなきゃいけないわけで、売値を高く設定して敷居が上がってしまうと、考えを広めていきたいという思想とはかけ離れていくのです。本末転倒になってしまう。
で、改めて考えました。

僕らは何を売る人なのか、と。

僕らが目指したいのは究極的には良い地球で、その中でできることをやっていこうと考えた結果の今なワケです。
(※詳しくは同マガジンにて!)
つまり、服を作って売るのは手段であって、目的ではありません。
もちろんペラペラの安っぽい服を作るつもりはないんですが、ここの品質を究極に高めて本物志向のお客さんに最高の品を……というのは僕らの本懐からは逸れてしまう。
それよりもお求めやすい価格で販売して、なんやかんやでブランドが広まって、それをきっかけに今までこの課題について認知していなかった人たちが、ちょっとでも意識してやがて70億人がちょっとずつ地球について考える……みたいな状態になることの方がゴールに近い。

なのでそういう作り方を目指そうと思いました。
安くて良い物が使えたらなおのこと最高なんだけど、例えば縫製工場を安値で稼働させて〜っていうのは、そもそも思想と反するのでダメなんですけどね。

本日の一幕。
マミさんに可愛いって言われました。

ところで令和になりましたね。
僕は平成末期は本当にストレスフルな時間を過ごしたので、令和ではもうピースフルを合言葉に生きていこうと決めています。
ピース!
年号とか本当にどうでも良いと思っていたんですが、気持ちを切り替える一つの節目になってありがたいなと、最近は捉えるようになりました。

それでは。

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