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予想外の組み合わせ

コラボというのは面白い。

私自身は誰かとコラボして作品を創ったことはないし、上手くできる自信もないのだが、noteを見て回っていると、詩作と朗読でコラボしたり、連作のを分担して書いてみたりと、素晴らしい作品がたくさんある。
「noteアドベントカレンダー2018」に参加させていただこうと思ったのは、コラボということに惹かれたからだろう。今のところ作品創り自体は独りで取り組む予定だが、「アドベントカレンダー」として一つの大きな作品になった時、私の小さな作品がどんな構成要素となり得るか今から楽しみだ。

独りの世界と、誰かとの世界。どちらが善い/悪いではなく、そこから生まれるものが違ってくるということだと思う。
その意味で、彼女も新たな「誰かとの世界」を築いてみたくなったのだろうか。

何のことかと言えば、中島みゆきの夜会VOL.20『リトル・トーキョー』のこと。昨日出演者が公開されたのだが、「中島みゆき」の下に「渡辺真知子」とある。

渡辺真知子さんと言えば『かもめが翔んだ日』(1978年)や『ブルー』(同年)のイメージ。これまでのTV映像などで伸びやかな歌声の方だなぁと思っていたところだが、まさか生でお目にかかることができる日が来るとは思っていなかった。

夜会VOL.18・19『橋の下のアルカディア』では共演者として中村中さんが出演され、これまた初めて歌声をライブで聴いたのだった。
渡辺さんにしても中村さんにしても、お互いソロで活動されてきた表現者同士が一つの舞台に立った時、どんな作品が生み出されるか。「実験劇場」という夜会のコンセプトは、VOL.1からおよそ30年が経った今なお健在なのかもしれない。

そんなわけで公演の日を楽しみにしつつ、昨日から私の頭の中では『かもめが翔んだ日』が流れ続けているのであった。

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